『つくもがみ』(京極夏彦の妖怪えほん 楽)読了

 その辺にあった絵本。絵本はいいなあ、簡単に読めて。

つくもがみ (京極夏彦の妖怪えほん)

つくもがみ (京極夏彦の妖怪えほん)

  • 作者:京極 夏彦
  • 発売日: 2013/09/09
  • メディア: 大型本
 

イラストレーターはこんな人(https://twitter.com/jomehayato/photo )です。と書くと、悦ぶ人もあり、逃げる人もあり。私のはてなブログを読む方はどちらでしょうか。頁12~13の見開きのしののめ色の空とか、キレイですよ。頁18~19などはコンピュータ作画と組み合わせてるのでしょうか。あと、じいちゃんが妖怪のようです。

ブックデザイン アルビレオ

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帯裏 

人々の喜怒哀楽、心の機微が妖怪を生みだす 
 いまだかつてない〈妖怪と出会う絵本〉が誕生しました。
 妖怪小説の第一人者である京極夏彦と五人画家たちが紡ぎだす世界に飛びこんだ子どもたちは、そこに込められた〈かなしみ〉や〈よろこび〉を心ゆくまで体感することで、妖怪たちと本当に出会うのです。
 なぜなら妖怪とは、日本という国の風土と文化、そこに暮らす人々の喜怒哀楽、心の機微が生みだした存在に他ならないのですから。
 妖怪に親しむことは、私たち自身の産土(うぶすな:生まれた土地、本来の場所、ふるさと)を知ることであり、ひいては、いま生きて在ることの意味を自覚することにもつながるはずです。
 さあ、子どもたちと共にハラハラドキドキしながら妖怪と出会い、いま喪失の危機にある〈ふるさと〉を、私たち一人一人の心に取り戻そうではありませんか!
東雅夫 シリーズ企画監修/文芸評論家 

 下記公式の煽り文句と少し違います。第一期刊行時と完結した現在との差分か。

京極夏彦の妖怪えほん うぶめ/つくもがみ

なんだか知りませんが、京極堂が桑沢出てると初めて知りました。桑沢なのか。才能に溢れてて、いいなあ。以上