同じ著者の『かわいい夫』という本を読んだので、シリーズかと思って読みました。絵本だった。ささめやゆき 絵 24p. 23x25cm
若手コンビかと思いきや、中堅と大御所コンビ。
カバー折
「おとうさんは かわいいよー」。
やさしくて、だいすきな
おとうさん。
ひざにのって いつまでも
いっしょにいたい おとうさん。
これは、そんなふうに
おとうさんをいとおしむ子どもの
あふれんばかりの想いと
親子のあたたかいふれあいが
いっぱい詰まった絵本です。
かわいいのは分かりました。かわいくないお父さんも世の中にたくさんいると思いますので、あまり気にせず元気に過ごしてほしいです。あと、シリーズで新刊『リボンの男』が昨年12月に出てるみたいで、うすい本だそうなので読んでみます。作者の配偶者もたいがい私生活を切り売りされているということになるのだろうか。気にしないキャラだったように作者の筆では記憶してますが、ほんとうにのびのび生きてほしい。
あと、「かわいいおっさん」はまったく別の概念で、自分をそうだと思い込んでる勘違いしたおっさんもたくさんいてると思いますが、(難波のメイドカフェの客引きに、自転車で通りがかりブレーキかけて止まって話しかけ「おっちゃんな、アンパン好きやねん」」とか自分語りしてるおっさんはどっちでしょう)「かわいい夫」「かわいいおとうさん」は他者評価です。そして、「きもいおっさん」は、「きもい夫」「かんべんなおとうさん」「いい加減にしてよアグネス」かもしれず、鏡に映った等身大の飾らない自分として冷静に距離を置いて評価出来るか。が、十人に三人は独身の、21世紀の老後を考えるうえでだいじなのかと思います。うそ。以上