鎌倉市鏑木清方記念美術館「企画展 さしえ、華やかなりし頃 ―清方が受け継ぐ挿絵の美―」"The Golden Age of the Woodblock Print Illustration" KAMAKURA CITY KABURAKI KIYOKATA MEMORIAL ART MUSEUM 鑑賞

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展示設備更新のため、今年1月12日から3月12日まで休館されてましたので、再開後すぐは混んでるかなと思いましたが、緊急事態宣言が延長されてますので、まったくそんなことはありませんでした。あるいは、消毒のため一日二回、30分閉館するのですが、その二回目の直前でしたので、それで、ほかのお客がいない時間だったのかもしれません。消毒時間中はよそで時間を潰して、30分後にまた来ようか、それともさくっと見て消毒開始前に引き上げるか、悩みましたが、川喜多記念館くらいしか行くところが思いつかなかったので、見てしまいました。

鎌倉じたいはひとごみがすごくて、ここに来るには、小町通りの雑踏をかいくぐらなければいけなくて、それを懸念する人もいるかもしれません。帰りは、川喜多を横目にあるって、線路渡って、線路の反対側の、比較的人通りの少ない方を通って帰りまして、電車乗ってふと見ると、人力車が英勝寺など案内していて、そっちを散策して時間潰せばよかったかなと思いました。車窓から見える、英勝寺の先の、洞窟のようなお稲荷さんが気になっています。

私にとって、鏑木清方の絵というのは、相当に心を静める効果があります。日本画の中で、この人の絵の持つあたたかみは、別格な気瓦斯。

 お昼も、価格設定が強気と言われる鎌倉駅前のトルコ料理に行こうかと思ってたのですが、何故か見つけられず、そんで、人ごみのなか、見知らぬ女の子たちが、「とりあえず海行こう、海!」と叫んでいたので、そうだよなあ、春の海だよなあ、と思い、トンビが飛んでくる鎌倉の海も人が多そうだったので、青春18きっぷなのをいいことに、国府津まで行って、海を見ました。

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逗子のほうは土地勘がないので、どんだけ行くと海なのか分からなかったのですが、今地図を見ると、逗子の海でもよかったです。そんで東逗子の銭湯に行く。

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西湘の海。湘南の海。さてどちらが正しい言い方でしょう。正解はありません。

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そんでその後、小田原の銭湯に行くか、大船の銭湯に行くか、六会日大前の銭湯に行くか考えて、辻堂の銭湯に行きました。ここは壁が富士山とか西洋のお城でなく、江の島の岩屋を模した溶岩の壁で、それはいいのですが、ロッカーがなく、籠だけなので、気合いがいります。常連さんが多いですし。どこそこのすし屋に行くとのんびり中居の同級なので、その話と今井翼の話ばかりだとか、「あれはめいちゅうか?」とか。あんまり常連の会話でもないか。帰ってから検索したら、藤沢に明治中学というのがあるので、それのことを云ってるのかと推察してます。

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辻堂駅西口から見た富士山。

私の増大する円形ハゲがなんに由来するのか分かりませんが、今年はM蛋白とかいろいろあり、多少不安。しかし、竹橋の国立近代美術館で2019年に鏑木清方の築地明石町見た時、「3年後のお約束」として、2022年に没後50周年の大回顧展をやると書いてあったので、その約束は、守りたいです。

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 以上