ブックデザイン ツノッチデザイン 月刊コミックビーム 2020年7~12月号連載 読んだのは2021年3月の三刷。初版は同年一月。一、二巻同時発売なので、一巻の初版も同じ日付です。編集担当 吉原伸一郎
巻末に初期キャラ設定画があり、当初はアルの肌にアミカケがかかっていたことが分かります。ちょっと不良っぽい。それで実は大学生というと、デセグリゲーション(イギリスにもあるのか知りませんが)を疑る人もいるので、それで母性愛をくすぐるキャラに変更されたのかとも思いました。
本巻では、ユキ・ハワード刑事の印象的なエピソードが語られます。この人の母語はとっくに英語だと思うんですが、そこまでは書かない。
冒頭にアルのバイト先、"CHOU'S Chinese Food To Take Away"の看板が出てきて、最近私も報道でアグネス・チョウサンなどでスペル"CHOW"を見たばかりですので、このお店が中国南方系なのか、はたまた韓国系なのか、脳内に付箋を貼りましたが、その謎は三巻であっさり解けます。とりあえず読んでる時は、日本のチョーさんとは思わず。
そろそろ、カラード=善、ホワイト=悪の紋切り型で描こうとしているのではない、いやいやそう読めますよ、の水掛け論が世界のどこかで始まってるのかもなあと思いつつ、以上