『アリスとシェエラザード』"Alice and Scheherazade" 諸星大二郎劇場 第4集 Morohoshi Daijiro Theater Vol.4(ビッグコミックススペシャル / BIG COMICS SPECIAL)読了

装幀:関善之 for VOLARE inc. 連載担当:岡本吏莉、吉田有里 単行本編集責任:西村直純 単行本編集:吉田有里、山田博昌[DAN]

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ロンドンで「人探し」を請け負うアリスとその助手のミス・ホブソン。“ある特殊な方法”で依頼を解決する2人の物語が詰まった至高の短編集。 鬼才が誘う、不思議な世界。オール新作 約1年半振りの最新単行本

中扉もカラー。その後六ページカラー。っても、あとから色をつけたわけなので、基本、人物の肌が〇色に塗色されている程度と考えればよいかと。連載の時もそう思った気がしますが、JOJO第六部のセッコとチョコラータのように、人体のパーツが自在に遊離します。

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第一話が『手を愛する男』の改題で、2020年8月増刊号掲載。それと第二話のあいだに、『俺が増える』という関係ない短編があったのですが、それは収録されていません。漫勉に出て来た作画風景のマンガが『俺が増える』だったかなあ。忘れてます。

「オール新作」「約1年半振りの最新単行本」と煽るのもいいのですが、本書と同日にKADOKAWAからも『夢のあもくん』という、あもくんシリーズ第二弾が出てるので、別にこの本だけが最新単行本でないのが、悩ましいところ。

あとがきがあり、シェエラザードの設定が少し書いてあります。私は何故かミス・ホブソンをミセス・ホブソンで覚えているので、しょっちゅう言いまつがいをします。でもたぶん問題ない(はず)