酒ほとけ探訪

そういうわけで、酒ほとけに会いに行きました。

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入口の手前。

小林一茶句碑 松尾芭蕉句碑 一立山淨國寺

山門 浄土宗のお寺です。小林一茶松尾芭蕉の句碑があることから、町の観光ガイドにも載ってますが、今回は酒ぼとけに会いに来ました。

山門の金色の部分。

境内に入ります。左手のお地蔵さまの後ろには、たくさんの墓石がありました。

ウキクサの浮いた手水。きれいなのもむろんあります。

ハスの花。

納奉

本堂。大きいです。

たくさんお墓があります。

たくさんです。

どこに酒ほとけがあるのかなあと。

と、書くと、探すのに苦労したような印象を受けますが、実際には、入ってすぐ酒ほとけがあって、その後方に広大な墓地があるので、墓地に迷い込まずとも、ふつうに酒ほとけにご対面出来ます。フェイクはこわいな。

酒佛 鈴木玄庵 天保12年1月28日没

酒佛 鈴木玄庵 天保12年1月28日没

酒佛 鈴木玄庵 天保12年1月28日没

これが酒ほとけ。鈴木玄庵という江戸時代のお医者さんのお墓で、なぜか断酒祈願等に人が訪れるんだとか。酒とっくりの形のお墓は、東日本だと、ここ以外に、小原庄助さんのお墓が有名で、西日本に行くと、熊本の人吉という所には、こういうお墓がけっこうあるそうですが、断酒祈願の対象になっているのはここだけかと(ほかもそうだったらすみません)

kotobank.jp

ガーナのお墓だか棺桶は、死者が生前好きだったものの形(車とか。異性の形はないと思います)だそうですが、同じような考えなのでしょうか。

確献玄庵居士

「かっけんげんあんこじ」と読むそうで、社務所で和尚さんに聞きました。

南無阿彌陀佛

浄土宗のお寺です。銚子のお寺は、漁師が危険を伴う仕事で、実入りも多かったせいか、それが檀家制度で各宗派に分かれてということで、大きなお寺が多かったです。木材も豊富に調達出来たのでしょう。

墓掃除用のバケツもたくさん。桶でなくバケツ。

流し。

金ひしゃくもたくさん。金なので、お盆の時期の海の、ひしゃくくれえを思い出したり。まんが日本昔ばなし

お寺の自販機。なぜかモンスターが¥180でした。ご住職の息子さんなどが飲むのでしょうか。

鹿島丸慰靈觀卋音

酒ぼとけに、クラフトコーラをあげたところ。お寺でいちおう、お供えしてよいか聞きました。

社務所でお線香も売ってたので、あげました。

境内に生えてたきのこ

同 ずっと気になってたところでしたので、行けてよかったです。以上