2022年6月~9月にコミックDAYS掲載。カバーデザイン 角田正明(ツノッチデザイン)巻末に次巻予告なし。下は裏表紙。
というわけで、第一部完です。「民若」と全共闘の内ゲバに敗れたのか、それとも。
帯。けっこう、途中、絵が荒くなった時があって、また、美智子というキャラもすごくもっさくなったので、体調でも悪くなって休載と好意的に考えようともしましたが、ビッグコミック蔵漢、否増刊で『ギャラリーフェイク』同ビッグコミックオリジナル増刊で『1978年のまんが虫』を連載し、夏にはヤンキン関係誌で『マンキツBLUES』なるシリーズものの新作読み切りを発表してるので、忙しければ絵は荒れます罠と思いました。
帯裏。「であーる」という言い回しは、ほんとにゆうきまさみのまんがで多用されてると思いますが、「URであーる」とか「カスである」とか、ほかにも用例は多いので、特にないかなあと。解体の重機が、70年代からこんなんでしたっけ、ということ以外、特にないです。第二部は別にいいので、第四部「vs勝共連合編」第一話「レーガン来日歓迎一万人集会を阻止せよ!!」で、現実とは似ても似つかぬが、描かれたものだけが歴史になるというアレをやったらすごいと思います。『七人のシェイクスピア』に続き、このまんがも休載後の行方がようとして知れぬ、になったら私はけっこう驚くと思います。
頁110の九段坂は、現在の大鳥居は昭和五十年代の建立だったかと思いますので、それ以前の絵になっていて、なるほどと思いました。以上