大連休の時間を浪費しても気をとりなおす

人形シリーズ 五反田編

今朝は、ラジオ体操に行って、朝食を摂って、ストレッチして、ホーローのシンクを次から次へと漂白して回りました。なんとなく突発的にやった。洗面台専用の洗剤が、以前はないかったように思うので、トイレマジックリンと、キッチンハイターの二段構え。まぜるなきけん。今は歯磨きや洗顔に使うホーローや陶器製シンクに向けて、ちょびっとだけ成分を変えた、洗剤もあるのかもしれません。私がメーカーの開発者や商品企画なら、なぜそこに目をつけないのか不思議。

グーグルクロームを開いた時の画像を「地球」に選択したのですが、したっけ、イキナリチベット西部のカイラス山周辺の画像が出されてきて、AIの粋なハカライだと思いました。次は何が出るのか。西域南部の核実験場かな。

シジュウカラがチチチチとさえずり、オナガがジェー、ジェー、と、四羽くらい恋のバトルなのかなんなのかをしています。先日は木陰で土鳩が執拗な喧嘩をしていました。平和なイメージを持つはずの、一撃必殺の強力な爪や嘴を持たない鳩の喧嘩が、実はいちばん陰惨で、深手をなかなか負わないので、そのぶんしつこく攻撃が続き、ダメージが積み重なってリアイアするまで延々終わらない、とは、たぶん誰かの受け売りだったのでしょうが、故三原順が少女マンガに描いていたこと。とんびも時折低空を滑空してますが、羽根に穴が開いていて、烏とバトったのだろうと思います。で、カラスが来たら私は無条件に追い払ってます。

その後ほかの人のブログを見て、ここまではよかったのですが、今日は生垣バリカンでバリバリやろうと思ってたのが、ああだこうだで、結局柿の木の、枯れていて葉っぱが出て来ない枝をのけて、のびるのようで野蒜でない、なんだかよく分からない雑草を抜きまくって終わりました。昨日は夜出かけようとして、やっぱりくたっとなって寝てしまいましたし。二日続けて、ゴールデンウィークを存分に活かせていません。昨日は体力の問題もあったので、無理しないで正解でしたが、今日は、ちょっと。

ただ、屋根の上で作業する時用の、軽くて滑りにくいはずの上履きを試して、イケそうだったのがよかったです。¥980。その後なかやまきんにくんの動画をやりました。

水 日替わり頼みました。

"huevo a la huancaina" ウエボアラワンカイナとでも言うのか、例のユデタマゴにペルー唐辛子とチーズの濃厚ソースをかけた料理。ワンカヨという街で生まれたソースなので "Salsa huancaina" ということになるようですが、単体のソース名ではなく、パパアラワンカイナとか、タヤリンワンカイナなど、ほかの素材と組み合わせた名前で出て来るようです。ということを、今やっと検索しましたが、たぶんまた忘れます。

goo.gl

"sopa de la casa" ソパデラカーサ。「牛肉と野菜の自家製スープ」

ライスとフリホールとサーロインステーキとサルサ・クリオージャ。"frijol c/ arroz" "bisteck de res" ビフテキのように、ビステックと読めばいいのかと思ったですが、言っても通じた気がしません。

ステーキ拡大。ミディアムかウェルダンか聞かれたので、ミディアムと答えましたが、レアと言ってもよかったかなという。

緑色のソース、アヒデヴェルデをかけたところ。

そして切ったところ。この日は右手でフォーク使いました。両利きというわけではないです。

ライスにキムチのような調味料を載せたところ。苦節何年で、やっと聞いた名前が"locoto"「ロコト」(アヒとは別の、ピーマン型の唐辛子)で、ギャフンだったのがつい最近の話。私が行った十軒のペルー料理屋のうち、インディカ米を使ってるのは荒井商店だけでしたが、荒井商店の本と、農文協中南米料理の本に故小西紀郎サンが書いた箇所によると、ペルーで主食になってるコメはインディカ米とのこと。ジャポニカ米でこんなにおいしいのに、それが実は本場の味とちょっとちがうというのは、とても残念閔子騫な話。

「フェイジョンとはちがうのだよ、フェイジョンとは」とはっきり主張するフリホール。"frijol" クミンもしくはコリアンダー(葉っぱのパクチーでなく調味料のほう)が効いてる時点で、塩とニンニクのフェイジョンとはまったく別もの。豆も違うそうですが、なに豆か忘れました。日替わりで違う豆の時は、ちゃんとレンズ豆のスペイン語とか、ひよこ豆スペイン語とか書いてたので、それらとは違う豆のはず。

フリホレス - Wikipedia

ウィキペディアによるとインゲン豆とのこと。日本語版ウィキペディアのペルー料理は、私としては複数形「タマーレス」でよくメニューで見る、とうもろこしのちまきを「タマル」、ふだん私がフリーフォールに似てる名前なので面白がってフリホールフリホール言ってるフリホールを、複数形の「フリホレス」と書いていて、執筆者のクセを感じます。単数形複数形に、独自のこだわりがありそう。

タマル (食品) - Wikipedia

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以下ビッグコミックオリジナル感想。

表紙の俳句「まだ錆びぬ超合金や柏餅」笹公人 子どもの頃に買ってもらった超合金ロボットがまだ錆びない、は分かるのですが、だから何がどうして柏餅なのか、さっぱり。誤嚥の注意喚起をしたいわけでもないだろうに。錆びないが、パーツがとれたりしてるので、餅でくっつけたということなのか。分からない。夏井いつきセンセイに添削してもらえないかと思います。

東村アキコ新連載。どう読んでも、『ひまわりっ!健一レジェンド』を、講談社から小学館に場を移して、同じネタをやってるようにしか見えない。というか、それしかやれないと思います。それ以外をやるなら、宮崎地域ネタから離れて、前作と異なっている年齢設定に合わせた、時代ネタ小学生ネタをやるしかないような。例:口裂け女(昭和60年だったら知らないか)(ただし小学生ネタをやると今度は着せ替えリカちゃんとカブる可能性もまた)

なりすましマンガ。現在チベットを拠点にしてるドキュメンタリー映像作家って、中共御用達ということでしかないと思うのですが、分かってて設定してるのか。都合の悪いことは自己検閲で表現しない人しか住めないと思うので(それでも見せしめ拘束があるかも)これがブータンなら何の違和感もなかったのですが、やはり神は細部に宿る。(このまんがはいつもそこが粗い)

釣りバカ日誌。元飛び込み選手が投身自殺を装い、救助した釣り人から寸借詐欺常習という話。釣り人の世界で流布された都市伝説がもとなのかもしれません。

エリザベス女王物語。百合。否。主人公がドイツ語話せるとは知りませんでした。

茶店受動喫煙まんが。ゲームで分かる二人の相性。別れ話はLINEで。そんな展開。喫煙OKで子連れ入店完全NGだがやってけてる店が田園都市線の始発駅にあって、本がたくさんあるのですが、特に匂いもついてないです。

流星群。同性婚の教会結婚の後、散策する道が、港の見える丘公園なので、横浜の教会なのかなと思いました。望月峯太郎のテリトリー。隣接する、青い屋根瓦の韓国領事館は出ません。

食堂。イタドリを食べる話。私は食べたことありません。高知で常食、愛媛で食べず、山形にも生えているとか。ヒユを食べる山形で食べないのは、へーという感じ。

カレーまんがはタゴール。超有名人なので、私の日記にも時々単語が出ます。

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ゲームを元にした台湾恐怖映画で、民國戒厳令時代の禁書リストにタゴールの中文訳が入っていた描写があります。アジアアフリカ作家会議が左寄りと思われていたのでしょうか。

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津野海太郎サンの本を読んでいたら、岡倉天心タゴールニオリジナルデザインの、和服をアレンジした服を贈って、それがあちらに保存されているという話が出てました。

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映画が有名なので、ベンガル人のコックさんもだいたい知ってる『ジョルシャゴル』という小説では、ラビンドラナート・タゴールという名前がヒンディーで、ベンガル語読みすると、ロビンロナド・タクルということが、訳者解説で分かります。このおはなしは没落貴族のお屋敷の歌舞演場でプロの踊り子が踊る場面が白眉なのですが、踊り子は旅芸人なので、ベンガル語を話さず、かつてのインド亜大陸共通語、ウルドゥー語を話すという設定になっていて、おおと思いました。映画でもそうなってるのかどうか。

ラビンドラナート・タゴール - Wikipedia

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そのタゴールさんの詩を国歌にしたのが西東ベンガルバングラディシュだが、バングラディシュは回教国で、タゴールさん自身はヒンディーだったという、バングラディシュという国家の根本的矛盾に触れているのが上記本の解説。かといって汎イスラム主義だと、パキスタンウルドゥー語強制に対し、ベンガル人としての独自性を守るためのロジックを持ち得なくなるという。

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上もベンガル語の小説邦訳。

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上も。インド初の少数民族出身大統領と同名同民族を主人公にした小説。しかしインドでは首相のほうが大統領より力があるんだとか。

よく考えたらタゴールサン自身の詩は読んでません。聖橋の周りの建物など、今はこうなのかと見て楽しかったです。カレー三種などで、カレー同士は混ぜないというのは、私もスリランカ料理で実感しました。フィッシュカレーは、和食の魚の煮つけのような味わいもあるので、ほかと混ぜると舌が「これはおかしい」と感じてしまう。

しかしこのまんがにはまだ回教徒のカレーが出て来ず、あとになればなるほど、ハードルは高くなるので、どう出すか楽しみです。同じ小学館そばもん』という蕎麦まんがのカップ麺の回で、東洋水産マルちゃんの『緑のたぬき』を全スルーした時のように、最後までスルーかもしれませんが。

卑弥呼まんが。なんだか分かりませんが、畿内王朝と九州王権が正統性をめぐって覇権争いをしている感じ。

で、長崎尚志サンと中村真理子サンの関係性に鋭く斬り込んだのが今回の『三丁目の夕日

コラムは、最初が、ジャーナリストに求められる能力のいちぶ説明と、年齢関係ない世界であれかしという話。むかし、ヒストリエの新刊が出ているというガセ情報で三省堂のまんがコーナーに行った時、ルイ53世の講演アンドサイン会があるとかで、自称どっかのスポーツ紙記者のオッサンが、事前登録制のやりかたが分からないのは運営側の手落ちだみたいにえんえん書店員にクレームつけてて、みぐるしいと思いました。次は弔辞。その次が関川夏央で、村田兆治門田博光のある意味孤独死に触れてました。後者がアルコール依存とは知りませんでした。といっても小泉喜美子の話にはならず。ともに家族はいたが去られて孤独死に至ったとしており、偉人でも凡人でも、性格の問題などがあれば、ゴールは同じで、起きて半畳寝て一畳。鈍行で行っても新幹線で行っても変わらない©ドラえもん、という話でした。腑に落ちました。

看護助手まんがは、認知症を描き出してから、深みが出たと思います。

保護司まんが。吉本というヒゲのリーマンが、モデルがいそうで、しかし分かりません。ひさびさに本が出ます。西東三鬼という人の講談社文芸文庫。たぶん品切れ再版未定。

西東三鬼 - Wikipedia

『面会酒舌』読了 - Stantsiya_Iriya

私の日記では、上の本の感想に一句書いていて、その時は感銘を受けたようなのですが、今となってはさっぱり分かりません。

紫門まんが。妻側のストーリー整理。その後、やっと夫から別れ話を切り出される。そんなに全部妻に渡したらダンナサン生活出来なくなるから(そしたら選ばれるほうの不倫相手がかわいそうと思って)譲歩してもらえるだろうという宿六の読みなのか。夫婦間のポーカー。

バタアシ金魚。16歳で三人も原付でないバイクと免許持ってるとは、ハマのぼんはちがうのうと思いました。世の中にはこれくらいの年齢でバイク乗ってる場合、「借りとくぜただし永久にな」のジャイアン方式や、「こわいけれど面倒見のいい先輩」がそのバイク乗ってていいぜと言ってくれたので乗ってるパターン、などもあるという思いますが、たぶんどちらでもなさそう。不良じゃないから。

高校野球漫画が今回で終わってしまうとは、意外でした。今後もねちこく「コロナカの部活」を描いてもらわないと、せっかく2020年に高校三年という設定にした意味がないだろうと。2021年も2022年もなにがしかの閉塞状況は続いたはずなので。食堂も、持続支援給付金、時短要請協力金、休業要請協力金、いろいろあったはずですし。

滋賀県の新幹線(リニアも絡んだ)まんが。シガ・スカオというジョークはおもしろかったです。

さいごのまんがは、株式会社がプロデュースしてるそうで。ツイッターならいいのでしょうが、紙だとなあ。男性のビジュアルインパクトだけだと、もたない。最後、やばいところに平気で電凸クレームするくらい、常識がないというか壊れてる男が、利害関係なくただ単に相手を怒らせて、次に頼んでトラップかけられて、黒いアルベルの複数男性に拉致られ「なな何をする暴対法ってものがあるんだぞ」「スマホ没収しとけ」などのふきだしを添えて、夜道に車が消えるくらいのオチにしといてほしかったです。

そしてその後オニイサンは、利用価値があったので企業舎弟というかになって、勤め先から反社とのつながりを理由に解雇される段階では、体毛だけだった裸体各所にタトゥーの花が咲く状態に進化した、まで描いて頂けたら、幸いだったかも、です。

昨日は代々木でカンボジアフェスティバルがあったと思いますが、知りません。町田や相武台前の店は出店したのかどうか。今日は大凧揚げで、揚がったそうです。よかったよかった。

さて。

今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。