『酔いどれ探偵街を行く』(ハヤカワ・ミステリ文庫)読了

酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫)

酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫)

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41K%2BSzcaxDL._SL500_.jpgなぎら健壱
『東京酒場漂流記』*1
の内藤陳深夜プラスワン
のくだりで、
この本を知りました。

ちくま文庫版東京酒場漂流記 頁293
気分はもう、酔いどれ探偵のカート・キャーンだ。いやアル中探偵のマット・スカダーか?さあ、飲るぞ!!

キャーンは誤植で、
正しくはキャノンだと
分かりました。

で、まず、都筑道夫
書いた贋作のほう*2
読みました。
で、エド・マクベイン
書いたほうを、
やっと読んだわけです。
http://www.amazon.com/Like-Em-Tough-Curt-Cannon/dp/B001B48SKS/ref=sr_1_4?s=books&ie=UTF8&qid=1408885626&sr=1-4

エドというか、
主人公カート・
キャノンと同名の
人が書いてることに
なっています。

毎回エッチシーンが
あり、最初は
無理やりでも
すぐに相手は
まんざらでも
なくなるわけですが、
現在ではそういう
男性ファンタジー
は忌避されている、
というか薬物使用の
http://www.sitocomunista.it/rossoegiallo/immagini/mcbain/FORZA.jpg疑いがあるからNG、
と思ってしまい、
そこにこういう
男前の顔写真があって、
おかしかったです。

「呶鳴る」「脣」などの
漢字も味でしたが
あとがきの訳者の弁、
宇野利泰の「翻訳とは演出である」
に感銘を受けたということで、
山谷というか、
キューポラのある街ふうの
会話文体というか文章にすべく
工夫をこらしていて、
なんとも訳文に味がありました。

お酒に関しても
まだファンタジーの範疇。
浴びる程飲んでも起つし、
禁断症状もない。

当時のNYの生活保護は、
http://media-cache-ak0.pinimg.com/236x/1d/a4/15/1da4156e73a150325b31720bafe68b5e.jpg福祉事務所から
小切手を送る形だったと
分かる話があり、
アメリカに生活保護はない
という人の根拠のなさを
改めて実感しました。

しかしこのバウアリと
いう街は、
何度読んでもドヤ街だ。
ドヤ街以外の
何物でもない。

以上