読書
ビッグコミックのズージャマンガ『ブルー・ジャイアント』で、結婚式で演奏する仕事、ウェディング・ギグの話があって、検索すると、キングサンが同名の小説を書いてたので、読みました。 Skeleton Crew: featuring The Mist (English Edition) 作者:King, S…
⑦巻の感想をまだ書いていませんが、続きが読みたかったので、電子版を買ってみました。したっけ、これ一冊でおしまい(著者絶命)でなく、2月号にも載ってるようなので、517円をあともう一回投じなければならないようです。 csbs.shogakukan.co.jp 「姉プチ…
ビッグコミックオリジナル連載『前科者』に出てくるまんが本。ビッグコミックオリジナルは今、別のまんがで介護ねたを、成人後見人制度を悪用して認知症老人の資産を合法的に横領する弁護士の話として連載していて、『前科者』には介護士も出るのですが、そ…
ジム・ジャームッシュ否ヴィム・ヴェンダース監督「ミステリー・トレイン」否「パーフェクト・デイズ」で、主人公とそのメイド否姪の二胡否ニコが読んでいた本。関係ありませんが、否という漢字は杏に似ている。 Eleven: A Virago Modern Classic (Virago Mo…
これまでのあらすじ。 私 ベリーダンスで天下取るんで!!! 5巻 頁163 やがてホルモンは乱れ 毛根は栄養を失い 肌や歯ぐきは たれ下がり… 血糖値と コレステロール値は 上がる代わりに 骨密度は減ってゆく・・・ 3巻 頁112 セクシー田中さん(6) (フラワーコ…
1950年代、世田谷区奥沢から三茶にかけてを舞台に、ロンドン帰りのスリランカ人画家デウェンドラサン දෙවොන්දරා සන්(38歳でしたか)と、近くのバー勤めの女性典子サン නොරිකෝ සන්(21歳だったか23歳だったか)のふたりの、恋と別れの物語です。スリランカで…
これもその辺にあったマンガ。言わずと知れた天下の赤面疱瘡、冨永愛が暴れん坊将軍、シロさんなにこれおいしい、ただし私は内野聖陽と滝藤賢一の区別がついてませんでした、の人の、 『大奥』『きのう何食べた?』以来――よしながふみ16年ぶりの最新作!!!…
これもその辺にあったマンガ。作者はA型。ドラマはBSテレ東。昨年シーズン7をやって、もう配信は終了したそうですが、この年末年始には一挙放送したとか。 www.youtube.com video.tv-tokyo.co.jp ワカコ酒 22巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス) 作者…
これもその辺にあったマンガ。前の巻を読んでないと分かりづらいのではないかと懸念されましたが、そうかもしれないし、そうでないかもしれない。お屋形のお母さんと百子ねえさんのスピノフを前提としたくだりがあるのは分かりましたが、読んでなくとも、単…
その辺にあったマンガ。その辺にあったマンガを読んで読書感想を書くのもひさしぶりです。 私がセクシー田中さんの読書感想を書き始めて五冊経った時点でゆいいつ確実に言えることは、作者は血液型B型だったなら死ななかった、オレガ星人のB型でなく、O型だ…
この巻も帯なし。初刷が2022年4月13日で、読んだのは4月20日の二刷。例の「たちまち増刷!」戦法。Cover Design:益子典子(mameco)連載担当者/須藤綾子 単行本編集責任者/岡田真弓 単行本編集者/須藤綾子、古田紀恵 資料写真提供・取材協力/Hiroaki Hi…
デザイン スタジオ・ギブ 月刊育児雑誌「プチタンファン」1994年11月号から1995年11月号までの連載をまとめ、プロローグとエピローグ、「はみだし育児日記」「ジャック(飼い猫)のひとりごと」など描き下ろし多数。さらに1991年1月号に載った「ママぽよ」第…
初版。Cover Design:益子典子(mameco)連載担当者/須藤綾子 単行本編集責任者/岡田真弓 単行本編集者/須藤綾子、古田紀恵 資料写真提供・取材協力/Hiroaki Hiramaz 「姉系プチコミック」2021年③号・❼號掲載。 セクシー田中さん(4) (フラワーコミッ…
小学館への不買運動があるそうで、まあやってる人はマイノリティー(性的な意味ではなく)でしょうので、声高にアピールを併用せんければならんでしょうということで、関係ありませんが、小学館のビッグコミックオリジナルを今日買う時、ふとほかに何か買お…
この巻も帯なしを買ってます。初版。Cover Design:益子典子(mameco)連載担当者/須藤綾子 単行本編集責任者/岡田真弓 単行本編集者/須藤綾子、古田紀恵 資料写真提供・取材協力/Hiroaki Hiramaz 「姉系プチコミック」2020年❶号・⑨號掲載。 セクシー田…
タイトルが『悪魔が来たりて笛を吹く』のもじりなので、英題も横溝正史サンの「金田一耕助は毎回連続殺人事件を最後まで阻止できないのに、どうして名探偵なのですか?」の英訳から採りました。「品質管理や危機管理でほんとうに仕事の出来る人は、だいたい…
8枚の紙に結婚相手に望む条件を一つずつ書いて、1枚ずつ絞っていって、最後に残った1枚が、その人の絶対に譲れない結婚相手の条件という合コンゲームが一巻の冒頭に出ます。主人公クラハシ(ヒラリー・クリントンの演説原文をぺらぺら言えるのだが爪を隠して…
『セクシー田中さん』全巻大人買いのついでに買ったまんが。book design by akihito sumiyoshi + fake graphics ヤンマガ'23年35,38,40,42,44, 46,48,50,52号掲載。主人公が死んでからほんと、このまんがイキイキしてます。枷がとれた。 アンダーニンジャ(…
ジョササンの長編デビュー作。短編集『小犬たち』*1がおもしろかったので、読みました。ペルーの軍人学校(士官学校とは違うような違わないような)の殺伐とした青春の話です。犬は出るのですが、出るだけです。若者たちの性欲処理は鶏。ミッキー安川の回想*…
某駅前書店で大人買いしたマンガ。なぜかビニルカバーなし、帯もほとんどついてませんでした。毎日ニュースがかけめぐってた時期に、店主一家が棚からとって読んで戻したのかも。 正直、わざわざ読むかなあという気持ちと、読めるのかという不安が大きかった…
ラズウェル細木サンの自伝*1の育児まんがのくだりで、同時期に同じ雑誌に連載されていた育児まんがとして出て来たので、読んでみました。こちらは青沼貴子さんの育児まんが*2とちがい、一巻の中古在庫がブッコフになくて、二巻を買っています。 ちょっと判型…
スリランカの本を読んでゆくのも、この大作三部作でトリ、打ち止めと思っていたのですが、第一部を読んだかぎりでは、かなり肩透かしです。 (中国と韓国を除く)アジアの文藝翻訳は、この財団法人大同生命国際文化基金の「アジアの現代文芸」(非売品ですが…
今号は明るい色彩の表紙で、なんというか、うれしいです。 年明けに相鉄線に乗った時はまだなくて、配布された後は、私が気づきませんでした。くまざわ書店や有隣堂だとポイ活が出来ないから、紀ノ国屋まで行って『セクシー田中さん』を買おうか、でも遠いし…
何かで読もうと思い、ずっと図書館の「いつか借りるリスト」に入れていた本。もう読もうと思った契機は思い出せません。とりあえず読みました。 九年目の魔法 - ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子 訳|東京創元社 「きゅうねんめのまほう」と読んでい…
ルーマニア文学翻訳者住谷春也サンの本*1を読み、諸星大二郎『暗黒神話』で、星と馬の神話などホラ話伝奇ロマン補強に使われる、「世界のあたおか」エリアーデサンが母国ロメイニアでは小説家の一面も持っていたと知り、なんか読もうと思って読んだ一冊が本…
19世紀ロンドンに怪異蠢く、ゴシック怪奇譚――― 鬼才が描く女傑コンビ、待望の帰還!! オール新作!! 帯。装幀 関善之 for VOLARE inc. 連載担当:島崎まりん、横尾一塁 単行本編集責任:中熊一郎 単行本編集:横尾一塁、山田博昌[DAN] あとがきあり。 諸星…
というわけでペルー料理ばっかり食べてるのもなんなので、ペルー文学も読んでみようと、ペルーを代表するノーベル賞作家ジョササンの小説にトライしようとしたのですが、やはりペルー人からジョササンを勧められ、『ケルト人の夢』を読まれた方が、「重い…」…
左は婦人生活社版カバー(部分)右はカバー折。怪獣名もですが(アンギラスといいつつ絵はラドン)科特隊だかウルトラ警備隊のコスチュームみたいな絵もすらすら描けるものだな、世代的なものだろうなと思いました。鳥山明なんかもこういうのは目をつむって…
SPUNK - スパンク! - 3 (ビームコミックス) 作者:新井 英樹 KADOKAWA Amazon 左はカバー裏(一部)飛ばし読みしたせいか、この記号の意味が分かりません。 月刊コミックビーム2023年7月号から2023年12月号掲載。 編集長 西山若奈 編集担当 清水速登 装幀 岡…
アーサー・C・クラークサンのエッセー*1を読んでいて、作家志望の読者からよく、作家になりたい人は何を読んだらいいでしょうかと聞かれた時、これでも読めばぁ~とクラークサンが答えるのがモームの『作家の手帳』だそうなので読みました。まったくもってク…