『ディス・イズ・ザ・デイ』「第四話 眼鏡の町の漂着」津村記久子 "This is the day" 'Chapter 4: Washed Ashore in the Town of Eyeglasses ' by TSUMURA KIKUKO

野球小説を読んでくうちに、サッカー小説も読みたくなり、サッカー小説を紹介するまとめサイトを見て、これを知り、読み、眠気に負けて、書きかけで途中で上げたままになっていた連作小説集の読書感想を、全十一話分割してあげることにした四話目。

「第四話 眼鏡の町の漂着」'Chapter 4: Washed Ashore in the Town of Eyeglasses ' 

グーグル翻訳がトゥーザタウンでなくインザタウンなので、「~への漂着」「~へ漂着」「~に漂着」といろいろ試しましたが、すべてインザタウンなので、トゥーという具体的な方向指示の助詞があると、人生流された感が出ないのだろうかと思いました。

シーカレが好きだった、シーカレの街のクラブ。在学中は知己ではなかったが同じ大学の同窓ということで付き合いだしたシーカレ。八歳年下のジョーカノを振ってまで私を選んだのに、今季開幕前にとつぜん、あのひとは消えてしまった。私は捨てられたのか。逃げたのか。なんの連絡もなく、あのひとはバックレてしまった。そして私は今日も、あのひとの街のあの人が好きだったクラブの、マスコットキャラの着ぐるみに会いに行く。中の人などいない!

という女子がメインのストーリーで、実は私はもうひとつのサブストーリーをすっかり忘れてました。東京西部のあるクラブが放漫経営がたたって解散消滅してしまい、サポだったサブ主人公は途方に暮れる。そこ出身の選手を移籍先迄なんとなく応援に行く歳月を重ね、選手たちもひとりひとり引退してゆき、たった一人残った当時のはえぬきルーキーのおそらくラストイヤー、36歳二部スタメンあやうしの最終節を見に、アウェーゲームの鯖江まで足を運んだ、かつての青年今オッサン。20年越しの観戦ライフもこれでおしまい、もう青春も終わりかと、つぶやいた。これがサブストーリー。これがカズーだったら、ずっとおっかけられたのに。自分が先に鬼籍に入るかもレベルで。もしくはアモーレ。

鯖江なので眼鏡。主人公女子は鯖江の駅コンビニの女子店員と顔見知りになるくらいの仲になったのですが、ふと疑問で、毎回同じ店員がいるってどういうことだろう、シフトなのにと思いました。サッカーの試合があるのはたいてい土日だから、その日にシフトに入ってる子ということでしょうか。

頁105に「カイワレとマヨネーズとハムの入った今川焼」というご当地グルメが出て、ホントに鯖江のご当地グルメでした。具体的な販売店の名前まで出た。AIで。

サバエドッグというものもあって、ごはんを豚肉で巻いて衣をつけて揚げたもの、だそうです。

で、まあ、二位と十四位の試合で、アウェイチームは自動昇格がかかってるわけなので、手抜きとかぜんぜんなく、その引退まえの選手を中心に頑張るわけですが、やっぱりトシなので、後半になると体力も読みも衰えてきて、そこでスタメン争いをしてるフレッシュな若手が後半30分に交代投入となるのですが、ネタバレで、その若手のミスで失点してしまい、それで強豪は二位昇格を逃してしまいます。これ、読んでて、後半30分て交代の時間遅くないか、もう15分しか時間ないじゃん。プラスロスタイムだとしても。と思いました。だから敗因はいくばくかのパーセント監督責任。

で、帰路につく観客の中に、女子は自分の前から消えたシーカレを見つけるのですが、もうネタバレばっか書いてるので、ここで彼女がどういう行動に出るかは書かないことにします。そのかわり。メイン主人公とサブ主人公は、どういうふうにクロスしたのかというと、携帯のバッテリーが切れかかってたオサーンが眼鏡女子に試合スタメンを見せてもらって、推しが出るかどうか確認する、というふうに知り合うという話になっています。まあこれもありえないといえばありえませんが、私も柏に例の倒産した広州某房地产公司とレイソルの試合を見に行った時に、鰺の現況教えてもらったりしたしな… 

publications.asahi.com

ディス・イズ・ザ・デイ - Wikipedia

初出:朝日新聞 2017年1月6日~2018年3月30日 単行本化に際し大幅加筆。

装画 内巻敦子 装丁 名久井直子

巻末あとがきで個人名25人へ謝辞。朝日新聞金曜夕刊連載担当柏崎歓サン、校正久保田智香サン、前任書籍担当山田京子サン、現任書籍担当水野朝子サンほか。

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以上

『天幕のジャードゥーガル』⑥ جادوگر در چادر》جلد ششم》 (Гэр байгаа шулам) 6-р боть "A Witch's Life in Mongol" vol.6 by Tomato Soup توماتوه سوپ (ТоматоСурпу)トマトスープ〈BONITA COMICS〉〈بونیتا کمیک〉〈Боніта Комикс〉読了

cover design : Kobayashi Mitsuru (GENiARÒIDE.inc)

Souffle 2025年3月、5月、7月、9月掲載後、著者産休育休。2026年3月連載再開、5月まで連続掲載。カバー折の近況で著者はそのことに触れ、これまでは愛情について「理由を持ち出して描いていた」が、現実には理由のない感情もあることを知り、「こういう本物の感情を漫画でも表現できるようになれたらいい」と書いています。さらっと書いてますが、「本物の感情」って、すごい表現だと思いました。

表紙はメルキト族長ダイル・ウスンの娘でチンギス・ハーンに嫁いだクラン。この巻で彼女のその後が語られ、自分は「変わってしまった」のでドレゲネに会うのを避けているとなっています。レビレート婚というやつでオゴタイの妃になったのかしらというふうに読みましたが、トバシで、理解が足りない読み方かもしれません。

カバーとカバーをとった表紙は、いずれもナンシー・ケリガンを襲ったトーニャ・ハーディングみたいな長靴型帽子をかぶるクラン。モンゴル人になった明石(男塾二号生筆頭)なんだろうかと勝手に思いました。

 

なんしか上に白いスペースが出来てしまいましたが、中表紙は野営地をバックに踊るクラン。でもこの後方の天幕は、カバー裏にも描かれる大カーンの天幕なので、意味・暗喩を探そうとすると無限に苦しむ気がします。

ボケて撮れましたが、カバー裏。

蒼き狼の有力な後継者が次々死んでゆく展開ですが、なぜAIは私にクチュやコルゲンの漢字名まで提示してくれるのか。スーフルの「もっと!天幕のジャードゥーガル」から引っ張ったじょうほうみたいですが、元史とかの漢字名まで書いてたかなあ。阔出kuochu,阔列坚kuoliejian。それと、本作ではメルキトやナイマンは「族」ですが、AIは私に「部」という呼称で提示してきており、「族」呼称が好きでない私に忖度してるのか富樫と思いました。トライブでなくクラン。

もっと! 天幕 A Witc in Mangal भ 5 谷川春菜 トマトスープ 「もっと!天幕のジャードゥーガル」 アニメ「天幕のジャードゥーガル」でモンゴルの歴史監修もした谷川春菜先生による副読本!! 「天幕のジャードゥーガル」の舞台となった地の歴史や文化がよくわかり、 “もっと”作品を深く楽しめるようになる! 3 13 マンガの内容解説と登場人物の紹介、 地図の参照から参考文献の案内までを一挙網羅! 谷川春菜トマトスープ トマトスープ先生の 描き下ろし番外編も収録!! 「天幕のジャードゥーガル」6巻 定価880円(10%税込)

最初読んだ時は、バトゥがバカっぽいキャラに描かれていたので、そりゃないよ(そうだったかもしれないのですが)と思っただけの本巻感想ですが、感想を書くにあたって読み返すと、いろいろ発見がありました。

頁19

「シラ あなたは私が困ってる時いつも助けてくれるわね どうして?」

ここ、まだ「本物の感情」を知らない頃にこさえたせりふなんですよね。スムバトの、恋に恋して神田川みたいな令嬢も同時期の執筆でこんなせりふ吐いてた気がします。やっぱり女性誌にはラブがなくちゃ。

頁40

お前も言ってたじゃんかよ

何故かじゃんか言葉を話すイラン人シラ。

前の巻の感想を見返したら、アルグンをサヴァン症候群かもとか書いてましたが、この巻ではもうそういう印象はないです。「希望を命じられた」という変な表現を使う人、ってくらい。グユクちゃんも頁32では「今日の限界が来た」とかいうキャラでしたが、モンゲとの殴り合いの場面(谷川センセイによると、元朝秘史にも載ってることだとか)など、第40幕以降確変があるようにも思えます。頁159でコルグズとアルグンもどつきあいをしてますし、最近の中央線沿線青春群像のあいだでは(私は勝手にトマトスープサンを中央線沿線青春群像だと思っている)スマホ録画をものともせずの肉弾戦どつきあい、リアルファイトクラブが流行ってるんだろうかと思いました。タトゥー同様に。

モンゴルの療法、ルーシへの遠征 | Souffle(スーフル)

瀕死のコルゲンの幻視行は、シビれました。どう考えてもトマトスープセンセイは、島村一平の愛読者ではないか。

ちなみに私は未読です。いつかは読んでみたいと思ってますが、その前に私は、青海モンゴルを舞台にした『シュグデン』を読まねばならない。まだ買ってもいませんが、勉誠出版の『黄金時代』と春秋社の『シュグデン』は読まねばいけない。

www.shunjusha.co.jp

スムバトでもちょっと思ったのですが、トマトスープ先生は、スラブに対するパクス・タタリカについては、スラブ寄りなのかもしれない。私なんかはワールシュタットの戦いで並みいる西洋騎士団をかたっぱしから全滅させてゆくモンゴル騎兵にたんじゅんな爽快さを感じてしまうのですが、たぶん違う角度から歴史を見てる。

TVアニメ大好評放送中!! 毎週土曜夜11時30分~ テレビ朝日系全国24局ネット *IMAnimation"枠、BS朝日ほかにて放送! 天幕ジャードゥーガル 既刊大重版!! A Witch in Mongolia > トマトスープ先生の描き下ろし番外編も収録した ©トマトスープ(秋田書店)/天幕のジャードゥーガル製作委員会 「もっと!天幕のジャードゥーガル」と2冊同時発売!!! BONITA

帯。

『天幕のジャードゥーガル』大好評連載中!! 今の気持ちに寄り添うWebマンガサイト Souffle souffle.life 手続き&登録不要で気になる話題作が読める! [奸臣スムバト] 奸臣スムバト トマトスープ 1 13世紀、モンゴルの襲来を受けた東欧の王国・ジョージアの物語・・・。 トマトスープ 最新第2巻 7月下旬発売!! 発行/新書館 【天幕のジャードゥーガル」⑥ トマトスープ

カバー折。

オゴタイはクチュの次期皇帝を確実なものにするため南宋遠征の総司令官として送りだす。 しかし、クチュは遠征途中で不慮の死を遂げてしまう。 想定外の事態は帝国に大きな衝撃をもたらし、 キプチャク遠征にジュチ家当主バトゥとともに向かうドレゲネの息子グユクに大きな影響を及ぼそうとしていた――――。

カバー裏の内容紹介。

各巻共通する装幀の模様。

その

その白黒。

ボニータコミックスのロゴ。

この巻で、ドレゲネのジャダ石を盗んだのはクランの指示でコルゲンがやったと、ストーリーの謎ときがひとつされてますが、私はそこを完全スルーでした。どんな推理小説を読んでも謎解きを覚えてない(東野圭吾サンが冥界で激怒しそう)私らしい話。でもアクロイド殺人事件の鈍器だかマンドリンは覚えてます。

anime-jaadugar.com

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何度でも言います(書きます)が、色目人の子孫の張承志が《心灵史》を書き、南モンゴル人のオーノス・チョクトサンに大きな影響を与えたと。かつてカレーズをフラグの征西でばっこばっこ破壊されて砂漠化したファルスの地の末裔が、時代を超えてふたたび蒙古自治区の学生たちに影響を及ぼしたということが、歴史のこうなんていうか、めくるめく渦巻のようなクロニクルというか、頭悪い表現しか出来ない何か、ウロポロスの蛇というか、因果というか、に思われてなりません。

www.kyoto-up.or.jp

以上

夏の終わり(終わりませんが)の熱帯夜とクソリプごはん

かつおです

人形シリーズ 鮮魚コーナー編 6/26㈮撮影

8/25㈫は燃えるごみを出して、お湯を沸かして、お茶をあげました。前日葱に土をかぶせ続けて、疲れました。前夜は風がそよとも吹かなくなったので、クーラーつけました。

町田 3-1 浦和
宮崎 0-0 湘南

キジェ監督に関するつぶやきなどを見に行くのがこわい気持ち。

8/24㈪はお湯を沸かしてお茶をあげて、ストレッチして、ラジオ体操に行きました。蜘蛛の巣が消えても新しい蜘蛛の巣が出来ていて、あーよかったと思う朝。

へちま料理にも飽きてきて、一本しか苗を買ってないのにバンバンへちまの実が生るので、ベトナムの人にでもあげようかと持っていくと、里帰りで不在。スリランカ料理店で使うかと思ったら、「なにこれ、へびうり?」蛇瓜こそ知らないよ、日本にあるの? という感じでしたので、さてじゃあどこに行くかということで、沖縄出身者が多いブラジルならどうだと持って行って、ほんとにへちまを知っているのかいないのか、引き取るというのであげました。よかった。

8/23㈰はお湯を沸かしてお茶をあげて、ラジオ体操に行きました。

午前中は木を切ったり草むしりをしたり、セルトレイからポットに苗を移植しました。どうも私はおろぬきというか間引きがイヤで、間引きして残った苗を本葉数枚くらいに大きくしてから移植するのがセオリーだとは分かってるのですが、ぜんぶ生かせないかと絡みついた根っこをほぐしてぜんぶ移して、で、全滅したりします。それなら種をひとつぶふたつぶだけ蒔けばいいのですが、指にくっついた分だけ土に埋めてしまう。もしくは最初からポットに種まきすべきかな。苗に関してはそれ以外に、けっこう早い時期から虫がつくので、農薬も早くくれたい、早くくれるには早く育ってないとダメ、早く育つとそれだけ虫に目をつけられる、とはらはらしっ放しで、さいきん聞いた無農薬の農業の人は、「葉物はいっさいやらない」と言ってました。そういうやりかたで回避してるのか。確かに作らなけらば、蟲の獲物はない。

朝蜘蛛を見るのが楽しみでしたが、なんしかハエトリグモが、洗面台に水を流したら、ぴょんとそこに飛び込んで、いっしょに流されてゆきました。どうして、なぜ。それで用水の上に張った蜘蛛の巣を見に行き、ふつうにあるので安心してましたが、野良かぼちゃのまわりの雑草をこいでいて、ふと気がつくと、消えてました。これはよくないことが起こるかな、もう新しい職場では八月にふたり、九月に二人辞めるということで、それ以外に脳溢血ひとり、出社拒否ひとりで、私より先によそから移ってきたふたりも陰でボロクソに言ってますし、もうこれは凶兆しかないと思ったら、親戚からおこごとというか苦言の電話がかかってきて、それは説明すればいいことなので、その程度で済んでくれと祈ってます。

ひまわり祭りでサリーに眼鏡、額に赤いビンディの老女がひまわり祭りに来ていて、その少し後ろから、額に白い筋をつけた老男が歩いてました。そのやや後ろに息子たちとおぼしきインド亜大陸のオッサン数名。

www.townnews.co.jp

8/23㈰愛川町勤労ナントカフェスにはドミニカ共和国のブースも出るとのことで、なぜに愛川にドミニカと思いましたが、それは私がもの知らずなだけでした。

コロナカの頃には129の定食屋の下の方に、ドミニカレストバーがあったですが、ロモサルタードがあったりで特にメニューに気になるものはなく、飲まないので行きませんでした。

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8/22㈯夜は綾瀬で花火大会ということで、音だけ聴こえました。直前まで降っていた雨がピタッとやんだとか。

8/22㈯にトラクターをかけに行く途中、農道で赤い軽乗用とすれちがい、向こうが道を譲ってくれましたが、乗ってるのはインド亜大陸のむくつけきオッサンやオニーチャンで、農道で彼らの運転する車を見ると、反射的に数年前農機具の盗難と東南アジア向け輸出が頻発していたことを思い出し、品定めや索敵目的だろうかと、心身穏やかならずです。ダコイトやめて。

8/22㈯は図書館を二軒ハシゴして帰宅し、しなびた空心菜と新鮮なツルムラサキを炒めてパスタにあえて食べて、くたっと寝て、どうせ雨が降るから、雨が降ったら試合終了ということで、トラクターをかけに行き、ひまわりがまだ咲いてるので人が三々五々うろうろしてるところを通って帰りました。ベトナム人だかインドネシア人だか(この辺でミャンマー人は一人しか会ったことがないので)の男女二人の自転車とすれ違い、なんだか挨拶されましたが、ひょっとしたら前日、後ろから車が来てるのに平然と並走していたので、対向から「はじによって、後ろから車来てるよ」と手振りで知らせた二人だったかもしれません。

8/21㈮はお湯を沸かして、お茶をあげて、ストレッチしました。職場が変わったことで、精神的な疲労が蓄積していたのか、電気マッサージをしに行きたくなり、行きました。かなり疲れていたので、勤務内容が変わったこの日は、骨休みという感じでした。

同じエクセルの書類のはずが設定が消えていて、聞くと「なんのことですか」だったり、いろいろごっつんしています。そもそもどこまで同じようにやっているか分からない中で、違っていると後から指摘にしかならないわけですが、またこれが言い方を気を付けないとというやつで、最初に五回、次に一回、その次に四回地下道で頭をぶつけたあと、二回連続でぶつけなかったのですが、考えごとをしながら歩くとてきめんで、その次は二回ぶつけました。無意識に学習して、電気の柵に近寄らなくなるネズミのように、あたまをかがむくせがついたので、軽くこすっただけですが…

数日前の讀賣新聞編集手帳で、日本の鉄道は何故終夜運行を行っていないか(大晦日除く)それは深夜保守点検作業をするからだ、休む時間が必要だからだ、なるほどヨイトマケ、しかし今回の東武日光線の事故は白昼作業での出来事だった、なぜ夜、一般車両運行終了後にやらなかったのだろうと書いてあり*1、イヤイヤ草刈りなんかはふつうに昼間やってまんがな、報道であったとおり、ルーティンでは列車が近づくとピリリリ呼子鳴らして手旗もやって、退避してと。近隣の、このブログのタイトルにもなっている、御殿場線や青梅線にも無人駅なんていくらでもあるし、昨今は少子高齢化の働き手不足とAIの導入による(ちがう)人員削減で無人駅なんてガンガン増えてるのに、いまだに無人駅の代名詞みたいに言われることもなくもない駅の路線、神奈川をほぼ真ん中で南北に縦断するあの路線でもときおり草刈りをやっていて、ちゃんと合図してるのが見れます。この路線はそれ以外、踏切の人の立ち入り(認知症等)でときおり電車が止まりますが、ダイヤの乱れを起こしたからという理由で目の玉が飛び出るような額を請求されるということはないという都市伝説があり、真偽は知りません。

それはそれとして、そのヨミウリの記事を検索したのですが、編集手帳は完全会員限定記事で、最新記事以外は、最初の一行や見出しすら讀賣オンラインには載せないという徹底ぶりなので、紙のバックナンバーを見るしか確認のしようがありません。どっとはらい。

編集手帳・よみうり寸評 : 読売新聞

8/14㈮のファンキーフライデーの交通実況のBGMは下記でした。

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声はなし。

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第80回あつぎ鮎まつり 10月10日㊏10月11日㊐ あの日に伝えたかった 「ありがとう」を歌に乗せて― キリコのタクト ~YELL~ 厚木市制70周年記念映画 厚木市内オールロケ・市民エキストラ多数出演

鮎まつりは炎天を避けて秋開催。

ゴーヤのアーチをぬけて。

中学校の体育館にエアコンをつけるのか、そうではない改修か。

花びらの落ちた高砂百合。

チェシャ菜にまた花が咲きました。綿帽子が出来た後なのに、意味が分からない。

朝顔。

ホテイアオイの花。昨年に続き、今年も。ホームセンターに行ったら、売り物のホテイアオイにも花が咲いてました。

緊急地震速報 強い揺れに備えてください OK (1/2) 私はこの世界の出口を見つけなくてはならない―― 夏帆 The Tale of KAHO 村上春樹 HARUKI MURAKAMI 2026.7.3 Shinchosha

また蝉を捕食する蟷螂。

トマトの幹にとまる蝉。上もこれもどちらもアブラゼミ。

酔芙蓉。

トマトに穴を開けてもぐりこむカナブン。

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6/24㈬の午後二時五十五分くらいにFM東京でかかってた曲。

日替わりスープとドリンクバーのオレンジジュースとタバスコ。

にゃん!

モーニングのたっぷりマヨコーンピザ。チーズを増量したのかな。この日は葱もハーブも唐辛子も持ってこなかったので、このままタバスコだけかけて食べました。

ヒーコ。ドリンクバーの。飲んでひといきついたら、十時半を回っていたので、モーニングより数十円安いうな重うなぎ2倍を頼みました。

重箱膳。

重箱とお吸い物のお椀をパカッと開けます。

お吸い物。きも吸いではないと思いますが、詳細知らない。

おつけもの。ファミレスは保存の問題からか、どうしても漬物が弱いと思う。牛丼屋がやってることが出来ないのは何故と言われると、それは分かりません。

うな重二倍拡大。これの五倍の値段を出すと、完全養殖が食えるのかな。天然物が幾らかは知りません。自分で獲ればタダだと思ったこともありますが、天然物は本来川魚だから泥臭いと聞きますし、もともと釣りは苦手なのですぐその考えは放棄。

山椒の袋を切って振って、追加のタレの袋も開けてかけて。福利厚生のポイント変換がなかったら、永遠にこんな頻繁に鰻なんて食べなかったろうな。

各新聞社のサイトの広告がウザすぎるのでアドガードを入れたせいか、パソウコンのガスト公式がこの絵ばかりになりました。スマホならふつうに出ます。こうやって人はパソウコンからスマホに人生が移行してゆく。

完食

 

今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。

*1:

『ザ・ニューヨーカー・セレクション』アーウィン・ショー他 常盤新平訳 "THE NEW YORKER SELECTION" by Irwin Shaw & Others T-by TOKIWA SHINPEI ④『夏の日』ジョン・オハラ "SUMMER'S DAY" by John O'hara

ジョン・オハラサンを巡る読書の旅もいよいよ最終回。これで、だいたい終わりです。田中小実昌サン、通称コミサンの人が訳した長編『親友、ジョーイ』と、白夜書房が1981年に出した娼婦小説アンソロジーに入ってる『メアリー』と、南雲堂(またか)の双書・20世紀の珠玉シリーズに入ってる『医者の息子』『時間厳守』『春だったに違いない』がまだ未読ですが、ほどほどにして、この辺で手打ちなら。

<これまでに読んだオハラサン>

(1)

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まったく記憶に残ってませんが、『コーヒー・ポット』という題名の作品をコミサンの人が訳して入れています。どんな話だったかなァ。

(2)

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南雲堂にも入っている『さようなら、ハーマン』が入ってます。ユダヤ人問題をサクッと入れた佳作。

(3)

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これに入っている『木立の中で』がいちばん好き。須賀田サンの作者が推してるのもむべなるかな。相当狂ってます。

(4)

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『大いなる日』所収。かつかつの暮らしの黒人が野球賭博であてて、息子と野球観戦に行く話。

(5)

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『河を渡って木立をぬけて』孫娘の友人のヌードを覗き見しようとしたといわれなき仕打ちを受ける善良で裕福な老人。

(6)

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『きみはここが好きか?』転校をくり返す生徒と舎監の物語。

(7)

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『いかにもいかめしく』政界財界のつながり、フィクサーの話。

(8)

この作品。

Summer’s Day | The New Yorker

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ポール・マッカートニーは出ません。「分かったらここにサインしろ!」「イエス!」

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ジブリ映画のこの人も出ません。

『さようなら、ハーマン』や『大いなる日』と同じ路線の小説。老人夫婦がさほど混んでない平日に海水浴に行く。知り合いに会う。いつまでも消えない自分の噂話(しかしそれは真実です)にも遭遇する。そして。

若き海軍中尉フランク(おなかのおっきな女性連れ)に逢うあたりでニューヨーカー公式はタリバン動画。ネタバレで、老人夫婦は過去にお子さんを自死で亡くしています。そのことを自分がいないところで言われたり、人の噂話をぺちゃくちゃしゃべるのはやめなさいとぴしゃっという人がいたり。

この話の前のイラスト。

この話の後のイラスト。

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以上

『現地取材! 世界のくらし⑬ スリランカ』文・写真:東海林美紀 監修:荒井悦代 "On-the-Spot Report! Daily Life Around the World vol.13: Sri Lanka" — Text and Photography: Tōkairin Miki; Supervision: Arai Etsuyo 読了

https://www.poplar.co.jp/img/cms/book/original/978-4-591-18087-7.jpg"ස්ථානයේදීම වාර්තාව! ලොව පුරා දෛනික ජීවිතය දහතුන: ශ්‍රී ලංකාව"
පෙළ සහ ඡායාරූපකරණය: ටොකයිරින් මිකී  | අධීක්ෂණය: අරයි එට්සුයෝ 

"நேரடி அறிக்கை! உலகம் முழுவதிலும் அன்றாட வாழ்க்கை பதின்மூன்று: இலங்கை" — உரை மற்றும் புகைப்படம்: டோகைரின் மிக்கி ; மேற்பார்வை: அராய் எட்சுயோ 

ペルー関係の新刊何か出てないかとチェックしたら、このシリーズの新刊*1が八月に出るとのことで、しかし値段を見たら本体四千円もするのでこりゃあかんと早々に見(ケン)を決めたのですが、念のため既刊ライナップを見たらスリランカがあったので読むことにしました。図書館で借りて。

www.poplar.co.jp

図書館でもこのシリーズはあるところとないところがあって、あるところでも、書誌情報がよく分からないのか、あるいはワザとか、書名を『現地取材!世界のくらし』でインデックス登録してます。このシリーズ35冊すべて『現地取材!世界のくらし』でしか登録されてない。表紙画像がなかったら、その国の本に辿り着くのにけっこう時間がかかったと思います。確かにこの奥付だと、『現地取材!世界のくらし』がシリーズ名と分かりづらいし、正タイトルのみ打ち込んで、副題は長くなるので打ち込み略すべしというルールが図書館書誌情報登録にあったら、どの巻もどの巻も、分け入っても分け入っても『現地取材!世界のくらし』しか打ち込めない。どの国の話なのか分からない。ポプラ社、流石水嶋ヒロに賞を与えた会社(関係なし)

著者のとうかいりんみきサンを私は最初スリランカ料理本の著者の誰かだとカンチガイしてましたが、そうではなく、海外青年協力隊でニジェールに行ったのが縁で、写真家兼ライターとして活動を始め、そののちサウナマスターとしての顔も持つようになった人だとか。

ピックアップ | パンフレット | JICA海外協力隊

ポプラ社『現地取材!世界のくらし』以外に、偕成社『世界のともだち』シリーズも何冊か書いています。トウカイリンサンが書いた『現地取材!世界のくらし』の特徴のひとつは、表紙が少女であること。エチオピアだけ少年のような気がしますが、フィンランドの右側もよく見たら女の子だったし、十中八九少女。それも美少女率高し。ほかの人が担当したエジプト編の少女を見よ*2 そもそもこのシリーズの表紙は家族写真とスクール写真に大別されるのですが、トウカイリンサンは後者の亜種で、こどもの民族衣装が多いです。フィンランドやスリランカのように姉妹や友人を置くこともあります。家族写真でないのでオサーンやオバサンの成人は写らない。

そんななので中身もかなり少女の家庭や少女のスクールライフが活写されます。オカッパやらおさげ髪やらぬいぐるみやら、バンバン。松本人志サンが以前、新宿のサウナであやしい男性に盗撮されかかった話をしてたと思いますが、同性だからと気を許さず、盗撮リスクにも気を配ろう。※本書と関係ない話です。百合炉利…いや、なんでもありません。ショタコン好きの半ズボン少年も出るよ!

スリランカや、マレーシアでもタミル系の学校では、女の子が髪をおさげにしてるのですが、それは実は校則で決まってることだそうです。ネクタイと同色のリボンで結べとまで決まってるらしい。頁24。でもまあ、太陽光線がキツいせいか、若いわりに枝毛率も高そう。しかしこうやって見ると(見なくてもいつも思ってますが)インド亜大陸南部の人間は、色は黒いのですが髪はカールせず直毛で、にしゃんたサンは京都のガイジン好きコミュニティ界隈では黒人のカテに入れられてたそうですが、そうではなく、彼らはやはり「色黒のコーカソイド」なんだなと思う。ネグロイドではなく。シンハラセントリスモの原理主義者シンハラ人は、自分たちはアーリア人でタミル人はドラヴィダ人などと言ってるそうですが、彫りの深さと肌の色など五十歩百歩で、どちらもコーカソイドでFAという気瓦斯。もちろんインド亜大陸中央に残ったオーストラロイドの人やアラビア半島、紅海の向こうのアフリカとの交流もあるでしょうから、そりゃいちがいにはいえないですが、だから逆に、突き詰めて考えない。それでいい。アフリカ東端のエチオピア人なんて、私が会った数少ない人でも、スリランカ人のウィッキーサンにそっくりだったり、エジプト人のフィフィサンを色黒にした感じだったりした。彫りが深いネグロイド。

これはジャフナのタミル人スクール。本書だけの特色のひとつとして、ジャフナを取材して、タミル人社会の現在地をさりげなく読者に紹介してる点があります。80年代には日本山妙法寺の僧侶も惨殺されるなど、長いこと民族紛争の爆心地だった彼の地の現状って、意外とレポートされてないんですよね。さすがJICA出身。かつて庄野護サンも紙一重で自爆テロの巻き添えをまぬかれたりして、JICA現地事務所のあるホテルの隣は陸軍のオフィスやんけ、こんな危ない立地にオフィス借りんなやと『スリランカ学の冒険』*3で吠えてましたが、おそらくJICA内では代々スリランカの民族紛争は長く語り伝えられていたのだと思います。それだからトウカイリンサンもそれを書いた。分かる人は感涙しながら読んだかもしれない。

これはムーア人、回教徒の学校。本書のカラーのもうひとつは、回教徒に意外と頁を割いてること。このシリーズは本のQRコードからポプラ社公式サイト「こどもっとラボ」の関連動画や画像に飛べるのですが、本書の動画三つのうちひとつはゴールの回教徒学校校長のメッセージです。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/11/Flag_of_Sri_Lanka.svg/960px-Flag_of_Sri_Lanka.svg.png?utm_source=ja.wikipedia.org&utm_campaign=parser&utm_content=thumbnail

スリランカの国旗 - Wikipedia

国旗

緑色はイスラム教、オレンジ(サフラン)色はヒンドゥー教を表し、シンハラ王朝以降のシンボルである剣とライオンがえがかれている。四すみの葉は菩提樹で、仏教徒を表している。(頁1)

そんなこんなで、本書はイスラム教徒に意外に多くページを割いています。スリランカの回教徒の発展については、海外からの資金や人的リソースがどれだけ関与してるか、知りたい気がするのですが、そのうちそういう本にたどりつければいいなと。

低学年はまだブルカをかぶらなくてもいいが、高学年になるとかぶれという図。私の家の近くの公営住宅だと、ちいさいうちから、自分たちは何者かということに自覚的になるのか、かぶりたがってかぶってる気瓦斯。で、これ、マレーシアやインドネシアと共通の、ジャミラスタイルですね。人口の5%しかいないのに、国旗でもヒンドゥー・タミルと同じスペースをもらってるからか、本書ではあれこれ紹介してます。キリスト教は国旗にないせいか、そこまでの紹介はないです。ソルコクタニ・ベキ妃の天幕にネストリウス派キリスト教の十字架があるとか、そういう絵はない(当たり前)

本書のさいごの特徴は、サウナマスターなので関連事項として「アーユルベーダ」に触れている点。私はアーユルヴェーダはインドのものだと思っているし、特に興味もないので別に、でした。スリランカで日本のラジオ体操が大流行とかそんな話なら食いついたかもしれない。それで、自然と共生する暮らしという観点で、サルなど野生動物やジェフリー・バワ設計のホテルなども登場します。猿に関しては東條さち子サンがまんがで、どの種のサルがよくヒトのものを盗むか書いていて、その情報はとてもためになると思いました。なんでほかの人は書かないんだろう。トバシのデマとも思われないですが… 彫刻家で画家のラキ・セナナヤケサンという人とその作品が紹介されており、取材後記で、ラキサンがコロナカで交流が難しくなった時期になくなったことが記されています。

Laki Senanayake - Wikipedia

さいごの特徴といいながら書き忘れていたので付け足すと、本書のシンの最後の特徴は、JICA出身らしく、現地で活躍する邦人を実名で書いている点。①SDGs界隈でいろいろやってる石川直人サン。この人は、スリランカコーヒー栽培の本*4にも出て来たかなと思いましたが、それは吉盛真一郎サンだった。②日系ホテルの日本食レストラン料理長の長浩也サン。③教育支援馬場繁子サン。④宝石関係大槻隆行サン。シギリヤで岩見荘とカフェ*5を経営する東條さち子サンは出ません。ヒーコの清田サンや、養子*6の香山サン、ミツティーのひと*7、ルッキズム*8の前川サンも出ません。理由は不明。大河の一滴、万国の邦人団結せよ…

ツボクサという和名の書かれないゴトゥコラ。これが江ノ島にもふつうに生えている草とは… 鎌倉にジャヤワルダナ元大統領の顕彰碑があるそうなので、それで江ノ島にツボクサが生えてるのかしらというと、それはちがう。左のイスタイプのヒラマネヤは初めて見ました。ほんとにヒラマネヤはおいどで隠れてしまうので、イマイチ何をしてるか分かりにくい機械です。スパイスの説明もあります。私がまかないの本*9で読んで絶望したゴラカ*10は載ってません。『マーリ・アルメイダと七つのポーヤ』に出てくる調味料メース、偶然入手して以来私のお気に入りの調味料メース*11も出ませんが、メースはスリランカ料理店のオヤジも知らなかったしな…

シニ・サンボルと並んで、私が食べてみたいなあと思うシンハラ料理ナンバーワン、ホッパー。どうしたら日本で食べられるか。

それはそれとして、右の菓子盛った写真には、ホンモノのパニワラル(ジャレビ)が見えます。あと、シビル・ウェッタシンハサンの絵本で未訳の、空を飛ぶお菓子の話のお菓子が右だと思います。キャウムと言ったかな。狐のホイティにも出て来たんだか出てこなかったんだか。

en.wikipedia.org

頁3。ウェリガマの海岸でストルト漁という伝統的な漁をする猟師さん。この本はジャフナの漁師さんも出ます。ストルト漁は分からなかったので、例によって検索して、詳しいサイトが出る前にAIが解説。

この海岸でも、イスル・ソヤ*12だかなんかに書いてあるように、野ぐそがいっぱいあるのか、ないのか。

本書はブラウスというか襟なしシャツの女性とサリーが半々くらいで、たくさん載っており、厨房なんかの写真は動きやすい洋装、教師は決め事でサリー、プランテーションのお茶摘みは、なんでかなあといつも思いますがサリーで、サリーはこの一枚を除いてすべてインディアンスタイルです。右肩にひっかけた、古都キャンディの上流にのみ見られるというキャンディアンスタイルはこの一枚のみ。説明は「伝統的なテキスタイル」と、はしょってます。言い出すと長くなるからか。

公式のこどもっとラボに載ってる動画は三つですが、本書には、ほかにもQRコード経由で見れる動画がいくつかあるようで、なんしか本書はカタラガマの苦行なんかも紹介されており、その動画もあるようです。私ももうスマホ持ちなので見れるはずですが、スマホカメラをまだこのQRコードに照らしてません。ふふふ。もちろんキャンディの仏歯寺やボーヤデーも紹介されているので、高地と低地の仏教の違いについても、いずれ気付きがある時に、「そういえば、この絵本にもちょっとあったな…」と思い出せるつくりになっていると推測。高地の暮らしは書いてありますが、低地に関してはオミットというか、ドライゾーンとウェットゾーンの気候のちがいの記述の方で収斂。

国旗の説明でシンハラ仏教(テラワーダ仏教)ヒンディー、ムスリムがあって、実際はポルトガル、オランダ、イギリスの統治下で一定の浸透を見せたキリスト教がない関係もあるのか、キリスト教会の写真はありますが、クリスチャンについての記述がちょっと弱いかなという気もしました。まあすべてをカバーすることは不可能なので、先住民ウェッダ人の記述も一行でさくっとクリアで、折り合いをつけてまとめたと。

監修
荒井悦代(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
取材協力(順不同・敬称略)
Barberyn Ayurveda resort/ Hirimbura Sulaimaniya Primary School Katcovalam Methodist mission tamil mixed school/J.M.B.Basnayake Lakmali Ranasinghe / Lasitha Udaya Kumara / MUSACO/Parakrama National School / Rohana Nanayakkara/
石川直人/大槻隆行/馬場繁子/駐日スリランカ大使館
参考文献
栗原俊輔著『ぼくは6歳、紅茶プランテーションで生まれて。」(合同出版)
鈴木瞳子著「スリランカ 紅茶のふる里」 (アールイー)
マイケル・オンダーチェ著 「アニルの亡霊」(新潮社)
マイケル・オンダーチェ著 「家族を駆け抜けて』(彩流社)
「スリランカを知るための58章」(明石書店)
【データブック オブ・ザ・ワールド2023」(二宮書店)
地図:株式会社平凡社地図出版
校正:株式会社鷗来堂
デザイン:株式会社クラップス(佐藤かおり)

アールイーの本は未読。合同社の本も、珈琲の本の後ろに広告で入ってたと思うんですが、インド・タミルの苦難とか英国帝国主義とかの話が書いてあるのかなと勝手に思って読んでません。マイケル・オンダーチェサンの本が二冊も参考文献に入っていて、驚きました。監修の方は、中村尚志サンと同じJETRO関連ということで、JICAとJETROの絆でしょうか。

図書館用特別堅牢製本図書

こういう本です。だから高いとも言えるし、最初から図書館向け納品を意識してるとも言える。この本は¥3,200本体で奥付と今の頒価同じですが、最新刊のペルーは本体四千日元です。

以上です。これのパキスタン、イラン、アフガニスタン編が出るのか出ないのか。バングラディシュもまだみたい。

『ベスト・ストーリーズⅠ ぴょんぴょんウサギ球』"THE BEST STORIES Ⅰ:BR'ER RABBIT BALL AND OTHER STORIES" 若島正編 Edit by Wakashima Tadashi 読了⑧『ヘミングウェイの横顔―「さあ、皆さんのご意見はいかがですか?』リリアン・ロス "Profiles: Do You Like It Now, Gentlemen?" by Lillian Ross

『ヘミングウェイの横顔―「さあ、皆さんのご意見はいかがですか?』リリアン・ロス 木原善彦訳

 "Profiles: Do You Like It Now, Gentlemen?" by Lillian Ross T-by Kihara Yoshihiko

1950年5月13日号

まずリリアン・ロスという著者を検索しました。前に読んだ「ニューヨーカー短篇集Ⅰ」には入ってない作家サン。

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上のウィキペディアに、踊って歌ってる動画がふたつくらい入ってますが、動画単独ではここに貼れません。

I'll Cry Tomorrrow (English Edition)

I'll Cry Tomorrrow (English Edition)

Amazon

アルコール依存症に苦しんだ女優・歌手さんで、その自伝(共著)は世界20ヶ国語に翻訳され、七百万部以上のベストセラーとなったそうですが、邦訳は見当たらず。村上柴田翻訳堂ガムバッテ欲しい。映画化され、リリアン・ロス役を務めたスーザン・ヘイワードサンはカンヌ主演女優賞受賞。

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明日泣く (1955年の映画) - Wikipedia

(前略)母の支配的な態度に反抗したリリアンは、酒に溺れる。ある夜、リリアンは酔いつぶれた状態で飛行士のウォーリーと結婚するが、翌朝にはそのことを忘れていた。2人は結婚生活を続けるが、最初から愛情のない結婚であり、2人とも酒浸りになる。(略)
2年後、リリアンは同じアルコール依存症のトニー・バーデマンに恋をする。しかし、母親のために断酒をしたリリアンは禁断症状に苦しみ、隠れて酒を飲むようになる。リリアンはトニーに一緒にいてほしいと懇願し、2人は共に断酒することを誓う。しかし、結婚するとトニーは酒を飲むようになり、リリアンは激怒する。(略)リリアンはアルコホーリクス・アノニマス(AA)のシェルターに身を寄せるが、禁断症状の振戦せん妄に苦しむ。リリアンはAAの支援者のバート・マクガイアに惹かれ始めたが、バートは幼少期に罹ったポリオの後遺症で、リリアンとの関係に慎重になる。(略)

元祖山口メンバーみたいな人ですが(ちがう)私のアンテナにこの映画がひっかかってないかったのは残念閔子騫。しかし、女優・歌手のリリアン・ロスサンはLillian Rothで、ニューヨーカーにこのヘミングウェイのエッセイを書いたのはLillian Rossサンでした。

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それはそれとして、女優サンの方のウィキペディア日本語版に、「1953年2月、ロスはラルフ・エドワーズ(英語版)が司会を務めるテレビ番組『ディス・イズ・ユア・ライフ(英語版)』に出演し、アルコール依存症の経験について語った。その結果、ロスのもとに4万通以上の手紙が届いた」(自伝執筆まえの出来事)とあるその番組のデジタルリマスター版がつべにあがってたので、貼っておきます。明らかに恢復途上で、この状態で番組に出るのはどうかとも思いますが、同時に、ものすごく貴重な映像であるとは感じました。

リリアン・ロス (ジャーナリスト) - Wikipedia

女優・歌手のリリアン・ロスサンはカソリックに改宗したユダヤ人なのですが、ジャーナリストのリリアン・ロスサンは本名リリアン・ロソフスキーで、少なくとも父方は、スラブ系のルーツな人物であることが分かります。訳者解題で、米国文壇に'60年代から流行したトム・ウルフらの「ニュージャーナリズム」小説的ドキュメンタリーの手法の元祖とも言われるのがこのリリアン・ロスサンの「傑作レポート」だそうです。この文章は発表当時、かなりの物議を醸し、その理由は、ヘミングウェイが連続飲酒しているように見えるとか、何事につけ拳闘や野球の比喩でしかものごとを語れないのでスマートでなさそうとか、だったそうです。

木原善彦 - Wikipedia

しかしそういう木原サンも、かなりのクセモノの悪寒。

1950年5月13日付の『ニューヨーカー』誌に掲載された「How Do You Like It Now, Gentlemen?(紳士諸君、今はどう思うかね?)」は、リリアン・ロスによる著名かつ先駆的な人物ルポルタージュであり、ニューヨークを数日間にわたって訪れた小説家アーネスト・ヘミングウェイに密着した記録です。本作は、ある重要な文化的アイコンの姿を、感情を排した客観的な視点で「壁のハエ(目立たない観察者)」のように記録することで、現代の「文学的ジャーナリズム」という手法を確立する一助となりました。

リリアンサンは2017年に99歳で逝去した、佐藤愛子サンin U.S.A.みたいな人なので、上のようなオバーサンの写真もあります。これでニューヨーカー二代目編集長との長年の不倫生活の暴露本なんかも出してるわけですから、宇野千代(α)であり、瀬戸内晴美(Ω)でありという。

プロフィールの概要 前提:ロスは、ヘミングウェイがキューバからヨーロッパへ向かう途中でニューヨークを旅する際に、彼に同行した。アクティビティ:二人はメトロポリタン美術館を訪れ、アバクロンビー&フィッチで買い物をし、シャンパンを飲み、マレーネ・ディートリッヒなどの友人たちと会った。 スタイル:ロスは、無表情で客観的かつ映画的なアプローチを用い、ヘミングウェイの生々しい会話、癖、そして飾らない人柄をそのまま捉えた。 

Impact and ControversyPolarizing Reception: While some readers and literary fans viewed the piece as a brutal "hatchet job" or a parody that made Hemingway look foolish, others saw it as an honest, groundbreaking portrait.Hemingway's Reaction: Hemingway read the profile before publication and genuinely enjoyed it. He remained friends with Ross for years afterward.Legacy: The article is widely credited with helping invent the modern, unvarnished style of celebrity and entertainment profiling that later fed into the New Journalism movement.

www.newyorker.com

「プロファイル」だけではタイトルにならないと思ったのか、ニューヨーカー電子版ではこのルポルタージュは『ザ・ムード・オブ・ヘミングウェイ』という題名で、レジナルド・マーシュという人のヘミングウェイの素描がついてます。

AIはこういうヘミングウェイのカラー写真を出してきますが、デジタルで色付けしたんじゃないのかなとも思う。でもAIによると、この頃スライドフィルムが米国で一般層にも普及し始め、ソール・ライターが使い始めたとかなんとかなので、あるのかな、カラー写真。

キューバのハバナからニューヨークに到着するやさっそく空港のラウンジバーで駆けつけ三杯とオチャケをひっかけるアーネストだかエルネストだかの場面で、ニューヨーカー公式はお馴染みタリバン動画が入ります。

ja.wikipedia.org

それはそれとして、左の頁、メトロポリタン美術館所蔵『キリストの受難についての瞑想』という絵の作者、

について、私は、カルパッチョってイタリア料理*1じゃん、誤植だろこれ、と思いました。

したっけ、原文でも“Meditation on the Passion,” by Carpaccio.と書いてあるので、あれれと思い、検索したら、カラバッジョ*2ならぬカルパッチョという画家*3も出ました。

いるんだ、そんな人。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/64/Vittore_carpaccio%2C_meditazione_sulla_passione_01.jpg/960px-Vittore_carpaccio%2C_meditazione_sulla_passione_01.jpg?utm_source=ja.wikipedia.org&utm_campaign=parser&utm_content=thumbnail

キリストの受難の瞑想 - Wikipedia

こんな絵でした。

www.hayakawa-online.co.jp

電子版なし。 装幀 早川書房デザイン室 2015年12月刊

P.31~130 折あとあり

収録作家 リング・ラードナー ドロシー・パーカー  E・B・ホワイト ジョン・コリア ロバート・ベンチリー ジョン・オハラ メアリー・マッカーシー シャーリイ・ジャクスン エドマンド・ウィルソン フランク・オコナー ジェイムズ・サーバー  V・S・プリチェット リリアン・ロス ナディン・ゴーディマー アーウィン・ショー ジョン・チーヴァー  エリザベス・ハードウィック  レベッカ・ウェスト 装幀 早川書房デザイン室

中表紙

下は巻末の書籍広告。

以上

『ディス・イズ・ザ・デイ』「第三話 えりちゃんの復活」津村記久子 "This is the day" 'Chapter 3: Eri-chan's Comeback ' by TSUMURA KIKUKO

野球小説を読んでくうちに、サッカー小説も読みたくなり、サッカー小説を紹介するまとめサイトを見て、これを知り、読み、眠気に負けて、書きかけで途中で上げたままになっていた連作小説集の読書感想を、全十一話分割してあげることにした三話目。

「第二話 えりちゃんの復活」'Chapter 3: Eri-chan's Comeback ' 

「復活」をリバースとかにすると、やっぱりおおぎょうなのかなと思って、すなおにAIの指示通りカムバックにしました。

これがこの話の主人公二人。左が「ミサゴ」サポのアラサーおひとりさま女性で、観戦に行って負けるたびに髪をショートにしたり趣味のアイテムを買いに走ってやったりやらなかったりするキャラで、趣味の部分は作者の投影なのかもと思いました。客観的に見て、金遣いが荒い。おひとりさま(独身貴族)の特権といえばそれまでですが、パラサイトなのかそうでないのかは注意して読んでませんでした。衝動買いしたモノを置くスペースはあると思う。ロードバイクとか。

右は大学三年でゼミ不登校になってしまった女の子で、左の女性の親戚です。スタに行き出してそれが社会復帰のきっかけになるという。読んで、ふと、新潟を思い出しました。もちろん、このお話のJD不登校の原因は予想の斜め上で、ネタバレですが、ゼミ内彼氏の二股です。

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「ミサゴ」のスタでハーフタイムにかかる曲。昔のひらつかは何故か押井守実写映画のBGMでしたが、その後変わった。

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「ミサゴ」のスタで帰路につく客の背中でかかる曲。平塚ならミーシャかな。ちがうかな。

左の女性も髪型を職場でからかわれそうな、いまはそれもコンプラ案件なのでだいじょうぶそうな、ですが、スタでナンパというかお持ち帰りされかけ、その男が別の女性と観戦に来て三列前に座ってるのを目撃します。

富士山。またこれも細かい仕掛けですが、山梨県のクラブ。現実には静岡県との兼ね合いがあるから、名乗れるのか名乗れないのか。

「ミサゴ」はなんと京都府のクラブです。嵐山。西京極でもなく、当時練習場のあった田辺でもなく、今の園部でもない嵐山にスタはあります。オーバーツーリズム、観光公害とハレーションを起こして帰路大変なボトルネックになるなどの事態はこの頃予想もされなかった。

左がマスコットキャラ、ミサゴ。

ミサゴに罪はあらへんよ、英名はオスプレイやけど。

という作者の祈りが伝わってきそうな、あるいはそれはただの妄想でカンチガイか、という命名。どうして京都でオスプレイかな。滋賀なら琵琶湖に離発着出来そうですが。

この話はスタグルも書いているので、それも書きますが、後報にします。もう時間だ。

<ここから追記>

最初のスタグルは焼きそばとじゃがバターとコーラ。小雨でさめていたそうです。じゃがバターなんてスタグルにあるかなあ。初期京都や愛媛ではテキ屋のスタグルも見たことあるので(なんなら2009年までの平塚にはダフ屋がいた)あったのかもしれない。

次のスタグルはちりめん山椒のおにぎりと唐揚げのセット。「えりちゃん」がネットなどで調べてきて、所望。フードコート情報は、以前はけっこう公式が発信していたので、メニューまで調べることは可能。今は知りません。ここまで嵐山。

富士山のスタグルで「えりちゃん」が好きなのは、干し柿と、巨峰のジュレだそうです。干し柿のあるスタという時点でどぎもをぬかれました(ぬかれません)

<ここまで追記>

publications.asahi.com

ディス・イズ・ザ・デイ - Wikipedia

初出:朝日新聞 2017年1月6日~2018年3月30日 単行本化に際し大幅加筆。

巻末あとがきで個人名25人へ謝辞。朝日新聞金曜夕刊連載担当柏崎歓サン、校正久保田智香サン、前任書籍担当山田京子サン、現任書籍担当水野朝子サンほか。

stantsiya-iriya.hatenablog.com

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以上