映画『酒中日記』劇場鑑賞&トークショー観覧


公式:http://www.magichour.co.jp/sake/
後報で。
【後報】
町田ことばらんどの常盤新平*1を観に行った折、その監修が坪内祐三でしたので、
この映画のチラシがたくさんあった*2んです。それで知って、じゃあ見るかと。

常盤新平展のpdf
https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/koho/kisyakaiken/2014/kaiken20150107.files/1-1.pdf
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/bungakukikaku/20130313112944382.files/14-4omote.pdf
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/bungakukikaku/20130313112944382.files/14-4ora.pdf

もともと吉行淳之介のほうの酒中日記は読んでいて*3
国木田独歩のほうも読みました*4
だから、当然アマゾンの関連商品で坪内祐三の酒中日記も出てきて、
知ってはいたのですが、いつかでもいいや、と、ほうっておいてました。
酒の本を回遊してたら、いつか戻ってこれるだろうと。
しかし、大量死*5のご時世なので、うかうか回遊してられないのかも、
と思い、というか、映画は映画館で見ないとほかの観客観察が出来ず、面白くないので、
観ました。

坪内祐三は縁者に分限者がいそうなふいんきの人でしたので、
勝手に坪内逍遥の子孫かと思いましたが、違いました。
内藤誠は知らない人で、新宿ゴールデン街の映画を撮るくらいだから、
内藤陳の息子かと思いましたが、もっと違いました。

坪内祐三 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%AA%E5%86%85%E7%A5%90%E4%B8%89
内藤誠 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E8%97%A4%E8%AA%A0

そして、なぜ群馬県伊勢崎市で上映してるのか、理由が分からない。
群馬県地域活性化とかやってる人に聞いてみましたが、
この映画自体知りませんでした。高崎の人だから、しかたないか。
ただ、初日とかに、あちらでもトークショーをやったことは、
公式のつぶやき等で確認出来ました。映画館のサイトには情報なかったけど。
ももクロの情報はありました)
新宿では連日連夜トークショーやってるので、群馬、大阪、名古屋とは、
同じ料金で差がつくな、とは、思いました。
まさに酩酊した(してないように見えましたが)重松清が、
地方と東京の格差、ヤンキーと東京高等遊民文化資本の差について、
坪内に食ってかかろうとして、でも酔ってるから舌ったらずになって、
老獪な坪内の酔ったフリと殺人光線でごまかされてしまう場面がありましたが、
劇場公開に際しても、全国で残酷な地方格差が展開されつつあるのかもしれないのです。
(そんなたいしたことではないですが)
トークショーを撮って厳選セレクトしてコピーガードしたDVDに焼いてカゴに入れて、
各映画館の出口に、ご自由にお持ちくださいって置けば、格差解消される気がします。
コピーガードしてもISOイメージとかでつべにあげられたり、
ニコ動でAA字幕がバンバン流れる実況されたりするかもしれませんが、
出演者総動員でウィークリーマンション借りて各地で皆勤トークショーやるのは、
予算的にたいへん難しいと思います。だから仕方ない。

重松清暴力温泉芸者の人と絡んだとき、坪内祐三は完全素面だって、
本人がトークショーで言うという、そういうトークショーなので、
逃すと損失感が大きいと思います。でも本当に素面だったのか。
サンペイ湯とか信じそうになりましたし、同列項ではないか。

暴力温泉芸者の人は、むかし、知人がシモキタでお店やってた時、
さかんに、来てくれたとか、店でニアミスしたことなかったっけとか、
言われたのですが、まるで覚えがなく、今回映画を観て、
ああ遭ったことない人だと確信しました。そのお店もとっくにないし、
マスター(知人)は、すべての人間関係を断って姿をくらましました。

トークショーがあったので、終電どうなるのか心配しましたが、
小田急線終電伸びましたね。
むかしは十一時半くらいで相武台前行き最終だった気がしますが、
十二時二十分か三十分くらいまで大丈夫になっていた。
で、一時くらいに夜行バスがあるから、三千五百五十円払う覚悟があれば、
それまで待ってもいい。冨士そばに入ったら、新宿のカプホの、
水曜三千円くらい、木曜でも三千五百円くらいの割引き券置いてましたが、
新宿でカプホはどうだろうと思い、むかしよく使ってたカプホは大森で、
やはり品川接続の山手線最終は十二時二十分くらいでしたので、
どうしようかと迷いながらトークショー見てました。
(結局、十一時四十五分のほなつぎ行きに乗って帰りました)
http://www24.big.or.jp/~nakatomo/pict_shouchuu/jyoukamachi2.jpgトークショー、ここでの話はオフレコだからな、
トーシローが粋がって
つぶやくなよ発信すなよ、
みたいな殺人光線があったのか、
楽しかったです。カフーとか。
ブラジル代表でないほうの。一夜明けて、
とりあえずハッシュタグ付きで
バンバン発信してる人はいないと思いました。
でもカフー、ナタリーが書いてた*6
写真も、関係者っぽい人が撮ってまして、私も撮りたかったし、
特に映画館の人から注意の説明はなかった気もするのですが、
大人だからケーワイでよしにしました。
でもいつか誰か、事前注意しないと、
ユースト実況とかやりそうな気がします。

映画が始まる前に見た坪内の人と、トークショーの押しの強い坪内の人は、
別人みたいでしたが、酒で景気を付けたわけではないと思います。
フライトのデンゼルワシントンみたいな別の要素…なわけはない。
ツイッターの画像の、坪内の人のうしろの写真の坪内は、高野文子の旦那です*7
どっちも文ちゃんなんですね。いま気がついた。
チャンチィチャンチィ言っていて、長崎尚志を中国語読みしてるのか、
と思ったら、チャン・ツィイーでした。

スモウの話のあたりで寝てしまい、気がつくと女の人が歌ってエンドロールが出ました。
モテなのか、失くすとコワイのか、みんな薬指に指輪してませんでしたね。
他に何かあれば、また後報で書きます。おやすみなさい。
(同日)