http://natalie.mu/comic/news/142788
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/03/30
- メディア: コミック
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南口タイムズスクウェアの紀伊國屋では当然のごとく積み上がってました。
東口の喫茶店ピースで読了。書店で買ってもスリップついたままでした。
POSがあるし、報奨付じゃないスリップだったし… あとは後報で。
【後報】
本の短編は幾つか、アマゾンの著者名検索で幽が出てくるので、
雑誌買って読んでました。勿論漏れもあるので、今回こうして、
まとめて読めてよかったかな。
某書店員が幽コミックスを徳間のリュウコミックスと間違えたことも、
よい経験です。さすがにYOUコミックスとは間違えなかったけど。
ファンなので、アモクといえばマッドメンのアモク、
アモクランナーをまず連想しました。*1
アモクとは コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%82%AF-1143945
run amokの意味 - Weblio
http://ejje.weblio.jp/content/run+amok
ですが、ここでは、主人公男性の息子の、まもるくんを、
年下の従妹が舌ったらずに発音して、あもくん、になるのだそうです。
主人公男性が初期、湖のキャンプ等にペラペラのスーツジャケットを
着ていくのが、ホラーよりこわかったです。文筆業の自営になると、
パーカーみたいな21世紀貧乏カジュアルも着るようになりますが…
Yシャツにセーターとか、現代の貧困ではない。
頁85の開明獣ビール二番搾りを説明すると、孔子暗黒伝です。
(台無し)*2
そのページをいきなり開けてしまうとつまらないので、
ページナンバー書きませんが、「見下ろす女」は、
お得意の例の、ページをめくると…キャーッ的な
コマ割りがあります。悪霊アエンや籠中児など、
何度もこれにはやられていますが、本当に、ほかの作家で、
このコマ割りをやっている人見たことないです。
狙っても出来ないのだろうか。
書き下ろし小編は、よくこんな悪趣味のトラウマ話、自分の子どもに話せるな、
という反応を楽しみにしているのか、みんな洒落の分かる大人であることを
望んでいるのか…どっちだろう。
で、モーニング掲載作品はそのスピンオフで、自営業の作者が、
まだ書くかもしれへんのどっせ、と、細く長く、
おまんまのあてが切れないようにしてるようにも見え、
そうだよ生きなきゃ、と、思いました。
というか、瓜子姫の夜にも似た、作者の新たな女性像創出が、
ここにも見受けられた、と、思いました。以上
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/12/06
- メディア: コミック
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