表紙、裏表紙画像をお借りしたはてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/20090408/p2
先様の了承を得てお借りしました。
- 作者: 吉川忠夫
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1974
- メディア: ?
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 吉川忠夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1974/04
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
そぞろ歩いたら、あっという間に衝動買いしてしまった本。
かつて読んだことあったのですが、百円でしたので…
アマゾンの古書価格見てバカ笑いですよ。
日本の古本屋には現在出品ないみたいです。
でも、百円で売るかなあ、これ、しかも神保町で…
むかし、早稲田の古書街で、百円均一の中公新書何冊か買った際、
レジの値付け前の、柴五郎の、ある明治人のナントカを、これもいいすか?
っつっって、ご主人が苦笑いしてしょうがねえなあ、みたいな感じで、
百円で売ってくれたことがあるのですが、今回はちがう話。
そんなに値崩れしてるんですかね、古書業界。
私は背取り師でもなんでもないので、分かりませんが。
昔、古書いいかなと思って古物商の免許取ろうと思って書類書いて、
電子版はなぜフロッピーのみの受付なのかいぶかしがりながら提出したら、
地元警察署は、店舗構えてからおとといおいで、みたいな感じでした。
けんもほろろ、の「けん」は、バクチの「見」ですかね。関係ないけど。
これ以外に、新刊ゾッキ本を一冊、やはり買ってしまいました。
本が溜まらないよう溜まらないよう生きてるのに、気を抜くと、すぐだ。
でも、昔、本を売っていた頃は、「主人にはもう本を見せないでください」
と奥さんに言われていたのに、ご主人に本を見せると、
「ああ、いいなあ、それも置いといてください」と、支払いのめどもつかないのに、
バンバン積み上げてしまうセンセイとか、本を書き上げたら、印税で、
百万か百五十万をめどに売掛ひとまず払うわ、みたいな感じで、
期ごとにちょっと払いながら雪だるま式に本を買い続けるセンセイとか、
依存というわけではないのでしょうが、コレクターのおそろしさというか、
すごみというか、まあ本はまだマシな世界なのですが、片鱗は体験したことあり、
思い出しつつこの本はゆっくり再読しました。図書館寄贈します。
内容は、最近まいどですが、後報します。ではでは
【後報】
丁玲の『霞村にいた時』(岩波文庫)も二百円くらいだったのですが、
これはさすがに買いませんでした。ハン・スーインだったら買ってたかも。
(2015/12/6)