『ホペイロの憂鬱 JFL篇』読了

ホペイロの憂鬱 JFL篇

ホペイロの憂鬱 JFL篇

「今そこにあるサッカーを愛せ」の人がブログで「読んだのである」みたいなこと書いてたので、
ああ、そういえば聞いたことある小説だなと思って。
なんでその人のブログを覗いたのかは覚えていません。ブラウブリッツ絡みだったかな?
図書館で借りたので単行本です。

作者が神奈川県出身ということで、
相模大野やら東林間やら小田急相模原やら町田がよく出てくるのは理解しました。
横浜線や相模線の駅も書かないと、
自治体の核(コア)拠点作りに失敗した相模原市の全貌は分かりづらいです。
続編で触れているかもしれないので続編を読んでみます。続編は図書館になかった。
大凧は相模線のさらに先の河岸段丘降りたとこで、小田急から遠い。
南部線東急線多摩川河岸段丘ないのに、相模川河岸段丘きびしいですひょうろくだま*1

自分が知っているクラブとの共通点でつい読んでしまうので、
萌黄色のユニと女性広報は、平塚のクラブを連想しました。
女性広報は性別と広報職以外共通点ないですが、
内輪ではこういうキャラだったら面白いな、みたいな。違いますけれども、たぶん。
J1篇では、はーいやべっちに二週連続ドアップで登場の黒歴史が、
書かれたんでしょうか。あれは本当に黒歴史だと思います。動画もない。
だっからよー、自分の知ってるクラブと混同してはいけない。

この小説のクラブ、練習場とクラブハウスからして、
現実の多数派である「親会社のない」JFLJ2クラブをぶっちぎりで超越してると思います。

あと、水戸とかいろいろ連想させる旗振りくん的サポは、
今のところまだ現実の相模原SCにはいないです。
いてもいいし、いてこそ本物という感じはあります。