タランティーノの『ジャンゴ』劇場 観賞


長崎ジャンゴ、リンガーハット
もう何年も、映画に対するアンテナが折れている。
マンガ雑誌の試写会招待記事を見て、
面白そうな映画だなあと思っても、タイトルを忘れるので、
シネコンの公開一覧を見てもさっぱりぴんと来ない。
昔は新聞の金曜日夕刊の映画広告に、
細かい字でしつこく上映館一覧を載せていたので、
切り抜いて手帳に入れておけばよかった。
今は、もう、全然分からない。
今どういう映画があるのか調べようとぴあを立ち読みしようと思っても、
ぴあはない。東京ウォーカー?わたしは神奈川に住んでるんですよ。
わたしが自分のアンテナ折れに気付いたのは、
北海道ロケで名を馳せた中国映画日本上映の時だった。
スパイク・リーの第二次大戦物なんかも、同様に忘れて見なかった。
クエンティンさんは、かろうじて追えてる気がする監督のひとり。
今回の映画を見て思ったことは、アメリカでは今「ウンダバー!」が流行っているのか?
という素朴な疑問と、カームダウン。
南北戦争前、「クール」はまだクールの意味ではなかったのだろう。コームダウン。
この映画がどういう立ち位置を守ろうと、この映画の名前を出して、
なんちゃってヘイトクライムするバカは絶対出るから、なくならないからバカは、
と思いました。長崎ジャンゴ、リンガーハット

【後報】
あと、近くにレンタルビデオ店が一軒もなくなったのも、
遠ざかった理由としてはあるかな。
今からネットレンタルを始めようとする気力がどうもありません。
(同日)