『酒のほそ道 4』 (ニチブンコミックス)読了

酒のほそ道 4 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 4 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 4

酒のほそ道 4

みそかに注文した本が二日に届きました。
なんだか、こんなんでいいのかなあ日本、と思いました。
別に松の内に届けなくてもいいじゃないか。
なら注文するな、という返しをする人は、それだけ追い詰められているのかもしれません。

流石「死」につながる四巻だけあって、まえがきから、
すべての酒で身を滅ぼした方
に捧げます

と飛ばしています。
でも、呑兵衛はツマミはなんでもいい、というくだりは間違い。
ツマミやアテがいらなくなってアルコールだけ飲み続けて栄養失調その他になる、
固形物がうけつけられなくなる、というふうになるそうなので、
まだそうなっていない自分をことほいでいたわろう、ジャマイカ

女子大生はこの巻鎌倉デートで出てきます。
前巻の、取引先のお嬢さんとしてしりあってから急接近までの説明はなかったです。

同僚女性の女友達は早くもこの巻で登場していて、
宗達男色説をかすみに吹き込んでいます。

この巻で主人公は、時折「〜じゃん」という軽薄な言い回しを使いますが、
南関東出身じゃないんだから無理すんな、と思いました。
竹の股を作者と同じ山形出身という設定にしたので自家撞着してますが、
岩間家も、山菜が豊富な地方のはずです。