『酒のほそ道 5』 (ニチブンコミックス)読了

酒のほそ道 5 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 5 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 5

酒のほそ道 5

この巻は、「閉店」のように、いい話が収められています。

頁61
フダンから
きてくれ
てれば
閉めないで
すんだかも
しれないのに

魚の目が怖くて、秋刀魚の尖った先端もダメ、という人物の話もよかった。
頭隠してもらって食べてるけど、調理前に頭落としてもらえばいいだけの話なのに、
と思いました。

頁157で、ソウルの屋台は日本人相手だとまず間違いなくぼってくる、
と、エッセーで断言してるのも素晴らしい。
インターネット出現前の時代を思い起こさせる。
4巻のエッセーで前川健一の『東南アジアの日常茶飯』を紹介してるのもよかった。
この人と下川裕治の仲がどうとかとか、まさにネット以前の時代の噂話だなあ。

東南アジアの日常茶飯―食文化観察ノート

東南アジアの日常茶飯―食文化観察ノート

タイの日常茶飯

タイの日常茶飯

女子大生との援助交際は二話収録。
居酒屋常連はまだ出てこない。
この巻では「〜じゃん」でなく、「行くべ」など「ベ」を使用。以上