- 作者: カツヤマケイコ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「こんな本も入ってますよ」と紹介してくれた本。
『湘南 いそいそ家飲み日記』*1なんて本も読みましたが、
いろんなエッセーコミックがありますね。
この本は、東京在住の関西人夫婦という点でまず特色があり、
オット大阪ツマ京都なのですが、大阪色が強いです。
京都のおばんざいが、作者的に目新しくないからかもしれません。
しかし、死語「阪僑」を彷彿とさせる夫婦だなあ。
育児コミックでもあるのですが、三〜四歳の長男がまず関西弁喋るんですよ。
テレビより両親の会話が濃厚なんですね。素晴らしい。
全国各地まんべんなく、おつまみ料理(のコピー)を自作トライする
企画マンガなのですが、作者出身の関西が強いのはまだしも、
なぜか西が東より味の印象がクリアでした。少し理由を考えてみましたが、
九州の料理にトライするさい、必ず「甘い味付け」というコメントが入るんですね。
京都人は砂糖の味付けを???とする伝統観念があると聞いてますので、
それもあるのかとは思いますが、ジッサイ九州の味付けは甘いし、
それをちゃんと毎回コメントしてるので、レッテルが読者に届くんですね。
それに対し、東の料理は、多分しょっぱい、だだ辛いんじゃないかと思うんですが、
(作者的には)、家で自作するわけだから、その辺は調節出来てしまうので、
必ずしもレシピ通りではなく、従って味をシンプルに表現するキーワードなどがなく、
それで印象がぼけているのかな、と思いました。
あと思いついたことがあれば、後報で。
【後報】
おいしいご当地スーパーマーケット 47都道府県で出会ったひとめボレ食品さん
- 作者: 森井ユカ
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(2014/8/1)