『酒の上の話』読了

酒の上の話

酒の上の話


この人のエッセー集。しかし、ワンフィンガーツーフィンガーといえば、
一世を風靡した流行語のはずなんですが、動画再生回数710回の少なさに唖然とします。
この人もくだんの酒生活文化研究所の「サポーター」とのことで、
なのでこのエッセー集は世界文化社から出ているのですが、
酒文ライブラリーを冠してはいないです。
メンズ・EXなるところの連載エッセーをまとめたものとの由。
検索してみましたが、これかな?

http://www.mens-ex.jp/

同じくサポーターの吉永みち子スポニチコラムも世界文化社から出てますが、
それは酒文ライブラリーを冠している。
正直、一線が何边にあるのか分からない。

斗酒空拳 (酒文ライブラリー)

斗酒空拳 (酒文ライブラリー)

読書感想:http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20140822/1408701808

この人、私は、プロレスの味方としか知りませんでしたが、
時代屋の女房により古道具作家、直木賞作家としても知られ、
アブサンという飼い猫により猫作家としても知られているとのことでした。
そして上記CM動画の再生回数。時代は変わりますね。

編集者時代の作家との思い出、バーを巡るストーリー、自身の酒歴。
いろいろ面白かったのですが、あえてイチバンを挙げるとするなら、
帝国ホテルメインバーの、光の環とグラスの位置、でしょうか。頁14。

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E6%9D%BE%E5%8F%8B%E8%A6%96

これも縁なので、作者の他の本も少し読んでみようと思います。以上