- 作者: 牧山桂子
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2012/09/06
- メディア: 単行本
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またひょんなところでお会いしましたね、的な世界文化社。
「ぶそうそう」と呼んでましたが、「ぶあいそう」が正しいのですね。
やれん、と思いましたが、その「やれん」は、別荘の「ヒュッテ・ヤレン」に使われているとか。
屋根の葺き替えや、ハクビシンや狸の話は面白かったのですが、
鶴川に暮らす白洲一族の話というわけでなく、
次郎はこう言っていた、正子はこう言っていた、今の日本はうんぬんかんぬん、
というメルマガ発信の記事を集めた本でしたので、そこはこちらが勘違い。
鶴川の話を読みたかったので…
鶴川にはほかにも香山園庭園のようなかつての豪邸一般開放がありますし、
http://machida-guide.or.jp/spot_guide_detail/16.html
自由民権資料館なんてものもあります。
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul03/
観光ではないですが、農村伝道神学校なんてものもあり、
ライシャワ・クレーマ学園なんてのもあり、このふたつは野津田ではありますが、
近いので、白洲一族とも何か交流などなかったかな、と空想していましたので、
そういう本ではないので、勝手に期待して肩すかし、でした。
『俳人風狂列伝』で知られる俳人石川桂郎も鶴川の人ですが、
こちらは交流ないだろうと思っていたので、なくても別に、でした。
同様に、鶴川団地の酒屋*1や、「ツルカワ街道」という台詞の出てくるつげ義春も、
関係ないだろうと思っていました。
でももう少し白洲一族と鶴川について、何か書き物がないかと思いますので、
下記も読んでみることにします。以上
- 作者: 白洲正子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/05/17
- メディア: 文庫
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*1:確かこの本に出てきた気がします http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20140211/1392134124