三段組みの本。やっと読み終えました。
黒岩重吾『どぼらや人生』*1の解説で麻生太郎の親戚の大井廣介が、
武田麟太郎の市井事第三篇を巡る高見順とのやりとりについて書いていて、
へえと思い、じゃあそれが入っている本を読んでみようと、
借りたのがこの本です。感想はありません。読み終わった、よかった。
以上です。
【後報】
私がインターネットで
驚いたことのひとつに、
左のような左翼文士の
想いについて、
「国を思うのに右も左もないなあ」
ではなく、
左翼の自由は、
日本をソ連へ売ることだらう、とか、
國民をソ連の奴隷にすることが
彼奴等の言ふ自由だらう、
みたいな右翼の言説を
直接目にすることが
出来たという点です。
武田麟太郎も、
そういうのに日常接していたら、
酒浸りで死んだりはしなかった
んじゃないかと。