『たかが黄昏れ (1) 』(ビッグコミックススペシャル)読了

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「たかが黄昏れ されど夜明けを待ち侘びて」の出典を知りたくて検索しましたが、上のねとらぼのような、この漫画関連のサイトしか出ませんでした。

 小田急線に乗っていて広告を見て気がついて買ったマンガ。■図案割付・井上則人デザイン事務所 この漫画を買いに行ったら同時発売のヤンマガ連載のニンジャ漫画を見つけたので一緒に買い、また電車に乗ったら今度はそのニンジャ漫画の広告を見つけました。

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「男」が 絶滅した 「女」の世界。 私はまだ 「男」を知らない――― 第1集2月6日ごろ発売!!

小田急

この漫画の巻末にはニンジャ漫画の広告がありますし、中にはニンジャ漫画の一話先読みが入ってます。ニンジャ漫画のほうは巻末にこちらの広告がありますし、中にはこちらの一話先読みが入っています。

しかしまあ違う点も多々あり、ニンジャ漫画はカラーページが巻頭でツルツル紙、こちらは上のねとらぼでもそうですが、第一話のラストがカラーページなので、カラーページを途中に折りこむ必要もあり、小学館のあの紙質のカラーです。前作はトーチカとかいうプロダクションというか制作集団だったですが、本作は「ダーチャ」という株式会社で、講談社の場合スタッフ一覧の上にパワードバイダーチャとしており、こちらは奥付に花沢健吾と併記でダーチャです。奥付はそうなのですが、表紙等には花沢健吾しか出ていない。奥付に編集者が明記してあるのは小学館のいつもの特徴で、初出はスペリオールの2018年16~18、20~22、24~2019年2号。二作並行連載だからか、スタッフが九人もいて、デジタル作画なのに紙とペンよりスタッフの数が多くなってしまうのはなんでやろと思いました。二作並行連載だからか。答えを先に言ってから忘れる。九人のうち、下二人の名前の順番が、小学館講談社で逆です。その下のスペシャルサンクスは、講談社小学館でいっこもかぶってなく、小学館は個人のみなのですが、講談社は株式会社とか、団体が入っています。

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正直、ニンジャ漫画は、帯が日英両文併記で長文で、日本語のほうの「GHQ」が英文になかったりして、めんどくさいので、時間もないしこっちの感想を先にあげるです。こっちも、頁88に出てくる憲法の前文より、単行本巻頭の憲法前文のほうが長くて、連載で言ってないことを単行本で言ってるよと思いました。詔勅とか。

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大奥読んで思いついた話かな、と思いました。ニンジャ漫画のほうは、由緒正しい『ちんぱー』の後継漫画で、ヤンジャンエスパーものは、若杉公徳がみんなー、エスパーだよを描いてるので、じゃーオレニンジャで行きますわとか適当なノリで言ったのかもしれないと。17才下忍(ノンキャリ)が光学迷彩とか。ムジナに負けない名作描きますんでシクヨロっす、くらい言ってたらとか妄想します。こいつら100%伝説を目指してもほしいです。あと忍者武芸帖影丸伝と伊賀の影丸両方超克。

話を戻すと、こっちの漫画は、男のいない社会だから、ワキボーボーかと思いきや、頁50、JKがまだ生えてないわけないので、剃ってんのかと思いました。中国人やアメリカ人は男がいても剃ってなかったりするのに、いなくても剃るってなんじゃそりゃと思いました。戦時体制なので、シラミでもいるんでしょうか、数年前調剤薬局のホコリかぶった棚でほこりまみれのスミスリンシャンプー見つけた時のことを思い出します。

野生のシャコやマテ貝を採取して食用にしたりドローンから食糧物資の配給があったりと、あとでまた矛盾したり破綻したりしないかヒヤヒヤの展開もありますが、頁78で、この世界はまだマンホールにフタがちゃんとあるのでよかったねと思いました。国によってはマンホールにフタがないので注意して歩かなければならないので。最近読んだ韓国小説『フィフティー・ピープル』も、一ヶ所そう読める箇所がありました。あとドローン物資配給なのに商店街が存続してる不思議。何がどう流通してるのか。

髭のある女性はホルモン注射かなーとか、「姞婚」の姞って、作者の造形した字でなく、IMEで出る字なんだと思いました。

baike.baidu.com

で、頁111、男は立って小便したという個所。松田道雄『花洛』だったと思いますが、京都の女性も昔は立っておそそおしやしたそうどす。辻々に大原とかからのお百姓が肥えたごを置いておくと、粋筋の女性が口に拭く紙を咥えて、呉服の前の裾をはだけて立ってじょんじょろりん。いい大根とか作るのに協力してたんだとか。チベットでも立ってしょんべんする女性見たことありますし、スカートというのは、その下でオシッコしても、足元の水たまりに着目しなければ存外分からないものだと。乾く気候で、ニオイも飛ばされてしまう風土では、特に。

以上

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