「なぜ踊らないの 生誕100年記念 作家萩原葉子展 YOKO HAGIWARA」

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歓迎 高円宮杯JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権大会  なぜ踊らないの 書いて、創って、舞う 生誕100年記念 作家萩原葉子展 YOKO HAGIWARA 萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館 

空っ風とかかあ天下のまち、上州。

なぜ踊らないの-生誕100年記念 萩原葉子展|前橋文学館

この人の本を二冊くらい読んだので、それで来ました。

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といっても映像以外撮影してよいとのことでしたので、そうなると感想が言語化出来なくなります。画像イメージに頼ってしまう。インスタはそういうものですが、これはブログ。

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ちらほら人は来てました。予約要と表の案内に書いてありましたので、予約電話しようと入口の外で電話番号打ってたら、中から人が出て来て、この時は不要でした。ただし、クラスタ追っかけのためか、来館者の住所氏名連絡先は控えていて、体温測定もありました。

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書いて、創って、舞う 

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ミラーボール

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カセットテープ ノーマルが多いのか。

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引いて撮るとこんな感じ。こういうオブジェというか、展示。

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こういうイラストを描く人だったんだなと。

町田康『くっすん大黒』に影響を受けたとあるくだり。そのまま写真に撮ってしまったので、空想の余地がなくてすいませんという。

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本人は本意か不本意か分かりませんが、館内あちこちに朔太郎の詩がありますので、それを置きます。

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旅上  ふらんすへ行きたしと思へども  ふらんすはあまりに遠し  せめては新しき背広をきて  きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき  みづいろの窓によりかかりて  われひとりうれしきことをおもはむ  五月の朝のしののめ  うら若草のもえいづる心まかせに。

有名なやつ。

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帰郷  わが故郷に帰れる日  汽車は烈風の中を突き行けり。 ひとり車窓に目醒むれば  汽笛は闇に吠え叫び  火焔ほのほは平野を明るくせり。 まだ上州の山は見えずや。 (後略)

知りませんが、グソマっぽい詩。

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竹  光る地面に竹が生え、 青竹が生え、 地下には竹の根が生え、 根がしだいにほそらみ、 根の先より繊毛が生え、 かすかにけぶる繊毛が生え、 かすかにふるへ。 かたき地面に竹が生え、 地上にするどく竹が生え、 まつしぐらに竹が生え、 凍れる節節りんりんと、 青空のもとに竹が生え、 竹、竹、竹が生え。

入口にどーんとある詩。

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Au voir AED

以上