読んだことがないので(アニメも観たことない)誰かから借りようと思ったのですが、誰もコミックスを買っている人がいないので、買いました。毎週ヤンジャン買ってるオジサンも職場にいる(孤独死予備軍)のですが、単行本は買ってないとのこと。スマホで全話読んでるオバサン、否オネーサンも職場にいる(たぶんだめんずの人とまた巡り合って老後を過ごすと思われ)のですが、それって借りようがないのかな。アカウントとパスワード教えてもらえば読めると思うんですが、そこまで他人にしてやれるかというと、誰もが無理な気瓦斯。恐喝とかでその関係を構築してる人はいるかもしれませんが。そこまでしてもあと通信料がかかるか。
ブッコフで百円くらいで買えるかと思ったのですが、帯なしで四百円以上するので、じゃあ新刊で買おうと思って、大人買いしに書店に行ったのですが、ユニクロで買った推しの子Tシャツを着てたので、これはよろしくないと判断して一巻だけ買いました。三巻セットも売っていたのですが、帯が欲しかったので。レジの人に訊かれもしないのに「ふふふ布教用です」といえば完ぺきだったのですが、そこまでバカではないので、黙って買って帰りました。暑いのによけい脳みそがゆだるようなことは出来ない。立ち読みされまくって指跡がついたビッグコミックと取り置き頼んでいた『フィリピンパブ嬢の経済学』といっしょに買って帰りました。紀伊國屋ポイントを二百ポイントくらい使いました。
カバーを取った表紙(部分)もともと私がファンキーフライデーを聴き始めた頃、YOASOBIの主題歌が何十週も一位を独走して、Adoの「唱」とツートップを形成しており、そんなすごい曲を持つ作品なら面白いに違いないと思っていました。Adoは東京ドーム公演で失敗して、ちょっと音楽性以外のところで失速してると思ってますし、YOASOBIもコロナカだから受けた面があるのと、AYASEが一時期のジャスティン・ビーバー並みに墨入れるのが止まらなくなってる気がして、その辺たまってるストレスが悪い方向に行かないかこわいです。
最近はてブで無料配信を一話読むまで読んだことがなく、読んで、年齢詐称を動画の受験企画にすり替える話でしたが、マンガとしてその「文法」が分かることに安心した上で一冊買いました。今のマンガはもう時代がちがうので「文法」が分からないこともときどきあり、そういう時、「老兵は死なず、消え去るのみ」の心境です。ただの読者ですけど。
2020年7月22日[第1刷発行]
2024年7月6日[第30刷発行]
そんなに売れてるなら新古書店で百円投げ売りされててもいいのにな(ボソッ
巻末の広告。原作者は新潟出身の男性で『かぐや様は告らせたい』(私は未読。名前だけ知ってます)の人で、現在は原作者に専念。漫画家は三重出身の女性で『クズの本懐』(スクエアエニックス)(私は未読)の人で、ふたりとも覆面作家でなく、この名前でずっとやってきた人で、特に漫画家の人は成人漫画を別名義でやってたからこの名前にしたわけでもなく成人マンガでもこの名前。
もうこういうのも時代としかいいようがないと思いました。こんな名前でクリエイティヴな仕事をやってこうという人が成功出来る良い時代。なんだよパルゲンイニム・パルゲンイみたいな名前。そんで肘打ソーリーみたいな。もっとエピソードがある名前なのかもしれませんが、ウィキペディアには書いてませんでした。
カバーを取った裏表紙(部分)この目の六芒星も気になって仕方なかったです。こないだ破れた布地に顔を描いた時こういう目にしてみたのですが、南極何号みたいになったので、見つからない場所に隠しました。
COVER DESIGN ☆ MIKU MAKIBUCHI(POCKET)
上の英題の意味の部分は英語版ウィキペディアから。
上はカバー一部と帯。主人公のサインがあるんですね表紙に。前世の記憶がある双子を未婚のアイドルが生む話、というアウトラインはだいたい知ってたはずなのですが、前世が誰だったのかまるで気にしていませんでした。産婦人科医と病死したアイドルオタの子が転生したんですね。しかも産婦人科医は殺されてて、犯人はその後母親のアイドルも殺して自殺。こう書くと面白い要素がひとつもないな。書き方が悪すぎるのか。
帯裏とカバー裏。第一話は妊婦乱舞で、エコーの場面があって普通分娩無痛分娩帝王切開の話が出て、それでお通じの話も出ますので、妊娠中は便秘になりやすいのを思い出しました。マンガはギャグで便秘を扱ってましたが、私は冗談じゃない。思い出しちゃったな。
あと、名前も気にしちゃいなかったのですが、愛久愛海(あくあまりん)はちょいと気に入らないです。
ゴールデンカムイが終わったあとの野田サトルサンのインタビュー読んだ時、九割普通の読者向けに描いて、一割オタ向けに描くとあって、本作もそれを意識してると思いました。頁145で「ギフテッド」とか言い出して、頁150で「京極夏彦のサイコロ本」なる単語が出てくる。『姑獲鳥の夏』を挫折した人なんてまさに一割だろうから、良く成功の方程式を忠実に守っていることだと思いました。ニヤリとしちゃうし。
頁164、なんで公衆電話なんでしょう。いっしゅん、双子が成長してからの展開を踏まえて、携帯がない時代の話ってことだったかと思いましたが、第一話からふつうにスマホある時代でした。パスポートないから海外ロケNGと頁50にありますが、まさかの無国籍? そういったもろもろは、あと14巻を読んでない人の感想と思ってけさい。あと14巻読めばわかるのかそれでもまだ分からないのか。以上
【追記】
通話履歴から特定されないように公衆電話からかけさせてるのかっ!! 分かったですよ、真実は常にひとつ!! で、そうやって誘導しておいて、殺しちゃう(自分の手を汚さず)メチャクチャ悪い奴じゃないですかっ!! そんな奴の子を身籠って生むなんて、バカなの? タヒぬの? あ、死んでるか、って言わせたいだけなのかもしれないと思いました。ふつうはそんな殺人鬼の子だったら、殺人DNA引き継いでるかもと((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルですが、前世の別人記憶がそっくり残ってるから、別人格として動けるので、そこはいいですね。でも徐々にミトコンドリア遺伝子に前世の記憶も人格も操られ出したりして。そういうホラーまんがになってるのかなってないのか、あと14巻プラス続巻を刮目して待ちます。愛川の久美堂とか、行ったことないところで買ってみようかな。以上
(同日)