『今夜も赤ちょうちん』読了

今夜も赤ちょうちん

今夜も赤ちょうちん

今夜も赤ちょうちん (ちくま文庫)

今夜も赤ちょうちん (ちくま文庫)

この本の中で、また居酒屋ガイドか、なんてセリフがありながら、
この本も居酒屋ガイド。
新聞社のひとが書いた本です。
文庫本は読んでないのですが、単行本では、
特に毎日新聞連載時から単行本出版時のあいだに閉店した店について、
注記はありません。
特に問題飲酒連続飲酒への注意喚起もない。
そういうのはお店に丸投げなんですかね。
名物店は、もう看板だよ帰って頂戴、とか、
おひとりさまお銚子三本まで、とか、
ヴェテランな店員がやってくれるってな、
ファンタジーが前提の本だからな〜。
酒への愛と文学への愛は分かりました。
後、銀座の大衆店にくわしい。
さらば愛しき女と男よ (光文社文庫)

さらば愛しき女と男よ (光文社文庫)

札幌 深夜プラス1 (光文社文庫)

札幌 深夜プラス1 (光文社文庫)

個人的には、居酒屋紹介より、
上の東直巳の北海道の新聞連載みたいな、
酒場の人間模様を書いた本を読みたくなってるのですが、
まだ読んでない大竹さんの本なんかにそれは、あるのかな。どうだろう。