『味のある旅　味覚道中記』 (旺文社文庫)読了

柳原良平の旺文社文庫 *2の巻末にこの本が出ていて、それで借りてみた本。

おおば比呂司の絵は好きなので、するする頁を繰りましたが、
全国津々浦々巡ったわけではないので、
関東は日光大宮東京で神奈川は全然ないとか、
四国中国がなぜか九州編に入っているとか、
関西も京都がないとか、そういうところにおどろきました。

いろんなものをおいしく食べておられるのですが、現在から見ると、
どんな味だったのか想像しにくいものもあり、
時は経ってしまったな、と思わざるをえないです。

飢餓体験とか、流通革命の起こる前とか、そういう変化ですけれど…
作者の住所等は書いてません。イラストで一軒、弁当屋の電話番号付きがありました。
以上