『酒のほそ道 31―酒と肴の歳時記』 (ニチブンコミックス)読了

あとがきは強豪野球チームピエール学園の創始者ピエール瀧
静岡おでんの思い出を書いています。

長かったツアーも今日で最終日。なんだか霧が出てきたみたい。
…この巻で酒ほそ全巻読書感想を書き切るので、感慨深いものがあります。

この巻で、スピンオフ作品かすみたなびく*1のパリ編とリンクする話が出てきて、
ツイッターに写真を投稿しまくってたら、ストーカーというか、
 邦人を鴨にして食っている巴里在住スケコマシに感知されてしまう話)
で、かすみが髪形を変える話や、バレンタインデーホワイトデーの話があり、
ダリの動乱の予感のように、何かが変わる、産まれる予兆があったのですが、
結局その後進展はなく、酒のほそ道は大いなるマンネリズムの海に沈むことを選択した、
というエポックメーキングな巻であることに、気づきました。

女子大生は一話。

この巻はためになるウンチクも、宗達のキャラ(他人と違うことを選択する)も、
多彩でしたので、よかったです。あと何か思いついたら、また書きます。以上

*1:1巻の読書感想は書いてませんが、2巻を書いてた http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20140621/1403353540