『辻征夫詩集』 (岩波文庫)読了

辻征夫詩集 (岩波文庫)

辻征夫詩集 (岩波文庫)

今日ひさしぶりに献血に行きまして、その後2時間は風呂に入れないので、
時間調整で読んだ本。いろんな辻さんがいますが、相互に関連はないのですね。
ボーツー先生がワセダの図書館を使うのに、坪内逍遥と関係がないかのように。

辻征夫 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E5%BE%81%E5%A4%AB
辻邦生 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E9%82%A6%E7%94%9F
辻仁成 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E4%BB%81%E6%88%90
辻潤  Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E6%BD%A4

谷川俊太郎によればいつも飲んでいた酒好きということですが、
特に飲酒の詩を書きまくってはいないようです。

著者直筆の年譜に死亡日時と理由、死後の刊行物がつらつら並んでいて、
自分の死後を見通すチカラがあったのか、と、ゾクっとしましたが、
なんのことはない、近親者の補遺でした。

住宅公団に奉職しながら詩人として生きることにした、
とのくだりは説得力がありました。

肝腎の詩ですが、耳朶などよかったです。以上