『フットボールネーション 10』 (ビッグコミックス)読了

葛城ユキは哀愁夜、大竹しのぶアニー後妻業、大武ユキはフッチボルナシオン。
なんとなくこの漫画読む時、ジョジョ三部のマライアの副題、
「足がグンバツの女」を連想します。関係ありませんが。
そして今回のテーマは下記(と思います)

奥付け
ディストリビューション


リナックスとは関係なくて、「配球」の意味だとか。
この判断のスピードが、海外(の一流)と日本の差だとか。
どういう試合状況でどういう時間帯のときにはどこのスペースに
どの方法(キックかスローインか、グラウンダーかパントかパスか)で
配球するか、受け手は意思疎通が出来ているか、云々。だそうです。

参考文献六冊のうち、晩酌キーパー松永シゲタツが一冊、
二冊が古島からポジション奪うまではチョンボの小島と呼ばれてたその人、
一冊が権田で、権田もう本書いてるのか。そして、
カンゼンの本が三冊も入っていて、カンゼンすごいですね。
久住の本でしたか、初出ちゃんと書いてほしいと思ったのは。
そういうところをきっちりしてくれれば、ありがたいのですけれど。

プレジャンプって飛ぶ前の予備動作のことでしょうか。

「南米キック」と「タテ蹴り」、絵で見て、
違いが分かりませんでした。すいません、
どう違うんでしょう。サイドボレー系…
インパクトの瞬間の絵がないと分からないバカ。

天皇杯準決勝ということで、そうそう勝たせてくれない、
というか、アマチュアの都リーグ所属選手が、
イージーミスとか出さないわけがないので、
そうしてどんどん天国と奈落が交錯して進む巻です。
どうなるんでしょうね。

スペリオール創刊30周年記念企画*1の一環で、
タオマフ全プレやるらしいですが、東京23とかベルデーとか瓦斯と、
間違えられたらおしょすいべや。間違えないでしょうけれど。
今治産生地使用のタオマフとか初めて聞きましたが、寡聞なだけで、
既にほかでもあるんでしょうね。

九巻の感想で書いたことを繰り返しますが、
このマンガのアマチュアクラブは、現実の所謂物好きクラブが、
ファン、サポーターの組織化とか、物販への力の入れ方とか、
同人誌やインディーズバンドと変わらんなあ、と思うのに比べ、
見事なほどその辺を欠落させてて、すがすがしいです。なんという。 

以上

9巻感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20160825/1472139533
8巻感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20160323/1458733563
7巻感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20150227/1425046349
6巻感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20140530/1401430265
5巻感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20131228/1388222251
4巻感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20121230/1356859662