ビッグコミック2018年8月増刊号掲載(諸星大二郎劇場10 Morohoshi Daijiro Theater Vol.10)『原始怪獣とぼく』読了

今回はラジオでなく映画館です。前に何かのインタビューで、(作者は)古いホラー映画の造詣が深いという印象がありましたが、これは(B級)SF映画。タイトルや部分部分のカットの模写があり、現実との境界があれしたりして、読者にその映画をあてさせる挑戦かなと思い、そういう趣向だったとしても、私はいっこも分かりませんでしたので、さいごに回答を示してくれてよかったです。前作はエノケンエノケンだよと示したりはしてくれなかったのですが、今回は難易度がダンチなので、そうなったのかと。

以下後報

【後報】
https://bigcomicbros.net/magazines/14190/

特に後報はなかったです。

僧侶医師の漫画の“無明の酒”という言葉は、“酔生夢死”につながるのかつながらないのか。仏典にそのまんまのことばで載ってたら面白かったのですが、そうでもなさそうで。

無明の酒(ムミョウノサケ)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E7%84%A1%E6%98%8E%E3%81%AE%E9%85%92-642302

何を引いても〈謡・紅葉狩〉どまり。
(2018/7/22)