後半戦は予約制。
ですが、当日入場も可能でしたので、入れました。家計簿をつけていて、前回のチケットが出てきて、それで10/10(日)までと気づき、慌てて来たです。行った日を逃すと、最終日しかからだが空いてなくて、にっちょびは混むかもしれないので、頭痛がしましたが、この日に行きました。でもまあまあ人がいた。
長野の後半戦と同じように入れ替えるのかと思ったら、また違いました。ヤバいなあ。ぜんぶ違うのかな。コロナカに負けず、北海道も北九州も長野も、ぜんぶ前期後期コンプリートした人がいたら、たいしたもんだべさ。
『ギルガメシュの物語』の展示があり、私は、これは読んだことがなく、①ギョギョギョとサカナくん(中学は吹奏楽部)のようになった。②アッーーーー!!!になった。③ヒサエ・ヤマモトさんの本の参考文献に登場する"The Big Aiiieeeee!An Anthology of Asian American Writers" のようになった。
そのむかしコミック・トムに『ミノスの牡牛』が連載されていた時もちゃんと読んでなくて(その頃の、モロ☆画伯描くところの中年女性の、くびれのない、たるんだ横腹などを見るのがイヤだった。太公望伝や無面目にもそれは登場)光文社から出たと聞いた時も、ロトパゴイと砂の巨人とミノスの牡牛だけの本かと思って買わなかったです。まさかギルガメッシュナイトと、中国ものもふたつ入っているとは… というか、オデュセウスとミノスは分かるんですが、一気に古代バビロニアまで行ってインカ帝国。
展示にある場面が、パズスの出てくるコマで、ギルガメシュにパズス出てくるんだ、と思いました。
ピクシブに、登場する作品一覧があり、トップがエクソシストです。冒頭、バグダッドの発掘シーンで、アザーンとともにパズスが出ます。巻来功士のゴッドサイダーは、確か荒木飛呂彦がジャンプ十週打ち切りをかいくぐった時期だったので、続けよとばかりにカマしてきたイカレたジャンプのまんが。十週打ち切りをかいくぐった時、敵対勢力と味方、双方ともに壊滅的なダメージを受けた時、あらわれたのが第三勢力破壊神パズスだった気がします。パズスとルシファーがともに巨大化して、コング対ゴジラみたいな縮尺で戦う場面はよかったと思うというか、そこがこのまんがのピークだった。著者は自分の自伝で分析してませんが、どうも人体のデッサンが狂う以上に、せっかく登場シーンで盛り上げても、山場を描くのがヘタクソ(すいません)だった。
う~ん、まだ読んでない諸星作品があったんだなあ(そりゃあるさ)光文社はとりあえず増刷してないみたいですが、まあ、海竜祭の夜とヒトニグサを、ヤンジャンの切り抜きからコピーしてもらった頃に比べれば、そのうちまた刊行されるだろう、待つさ、という。そんな展示でした。以上
【後報】
『巨人譚』、買ってました。本棚で発見。とほほ。
(2023/5/13)