cover design : tadashi hisamochi (hive&co.ltd) 前々巻の表紙の主人公は緑の目で、前巻は青い目で、この巻は目を閉じてるに1000ペリカ賭けましたが、青い目のままでした。
アフタヌーン2020年12月号から翌年1月号、3月号から休まず11月号まで掲載。青い目どころか、トリンドルかと思いました。年齢と本人が志向する方向性のギャップ。紫陽花とAIWA製ラジカセ。
それだけでなく、各所に分からないというか、読んだらブッコフにもってってるので、あらすじ覚えてなくて、新興宗教と地震はあったなと思うですが、この巻の出だしのイギリス人がぜんぜん思い出せませんでした。
第66話はスピノフかと思うような一話読み切りですが、小股の切れ上がったオチではないです。私はいつも、インド料理店のカレーメニューの多さに、ホントはこんなにいろいろないでしょ? ちょっと具を変えただけで、ルーのベースはいっしょですよね? と思っているのですが、その謎は明かされませんでした。さらに、「アルチャート」は「アチャール」の誤植かと思いましたが、じゃがいものサラダをアルチャートというそうで、ちゃんとそういう料理がありました。清野とおる『東京怪奇酒』に「Tokyo Walker」編集長が登場し、女性の名前なのですが、途中からえらく中性的な描写になったのを思い出しました。
頁40の柔道部物語は文庫版と考えました。頁44、テレビリモコンで検索ワード入力するのはめんどいというコマ。パソウコンをマウスもタッチパッドもなしで、キーボードだけでカーソルを動かしたりなんだり操作するのもたいがいめんどいと思います。
頁56がまるごとフェイクだったらいやだなと思います。別の口コミサイトからコピーアンドペーストしたものを読み上げる。
頁61「蔵鵡」ひと串二百円前後から。デフレ脱却済。こういう店はリーオゴで。という娘っ子の顔が作者の脳裏に焼き付いたのだと思います。リアル。
頁53からの和装麗人は、寿司漫画『音やん』の後半に出てくる絵本作家かなんかみたいでした。オカッパでいつも和装。で、マスカレードという原題の『仮面舞踏会』という絵本を読んでいて、これは角川書店から邦訳が出ていたようですので、そのうち読んでみます。まさかこのマンガの感想で、「そのうち読んでみます」と書くとは思わなかった。
頁96「おういいとも」の顔が、ながいけんが描いた顔みたいでした。
頁117の服装は、描いてみたかったのだろうと思いました。
「南波瑞穂」という名前が皆目思い出せず、読んでればなんとかなるだろうで読んで、なんとかなりましたが、あらすじ2ページほしいと少し思いました。主人公を動かすより、このキャラを動かしたかったのだろうとも思いました。
カバーの下と帯の裏を間違えて、帯を裏返して何も描いてないので、あれっと思いました。
頁152右上のコマを描きながら、かつては責め絵も描いていた作者としては何を思ったのだろうと思いました。現実。
以上