人形シリーズ 座間編
今朝も、お湯を沸かして、ストレッチして、お茶をあげました。ねこは中。平熱。トイレ二回。
昨日は鳥山明サン逝去の報に列島が揺れた一日、いや、お昼ぐらいからニュースが広まったので、それ一色の午後でした。微博·の検索ワード一位が《鸟山明》というテレビニュースを見ていて、二位の《阿拉蕾》は、"alalei"、アラレちゃんか、と、少し考えて脳のシナプスが通じて分かりました。
この人以前と以後ではベルトのバックルの描き込みなど、マンガのイラスト的要素が革命的にちがった、前の世代の江口寿史なども彼を見て模倣するようになった、とは、さくまあきらだか誰だかの、むか～しのマンガ評。それはそれとして、ドラゴンボールは開始からチチとの新婚生活まで、随所に描かれる漢人家庭の家具や食卓のリアリティーに何度も舌をまいたものです。ブルマの西洋人ライフと見事なコントラスト。映画くらいしか資料がなかったと思うのですが、何を描くかについての「見つける力」がハンパなかったと思う。ドラクエにも、Dr.スランプにもない（Dr.スランプにも作中漢人は出ますが、そこまで細部の描写を、例えば床屋の店内ほど詰めてなかった）漢人ライフ要素がドラゴンボールに実にうまく描かれていることは、もう一度言っていいと思います。なんて。
火曜日水曜日とまた雨が降るそうなので、晴天に畑で出来ることをラマダン初日にします。
さて。
今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。
【後報】
マシリトの人の記事にあったのか、わいじぁおブーふぁーいぇんれん毛宁や成龙の記事にあったのか忘れましたが、鳥山明さんは1985年5月の『Dr.スランプ』連載終了から同年11月の『ドラゴンボール』連載開始までのあいだに、中国旅行をしてたそうです。しかしだからといって、映画「山中伝奇」を見たわけでもないのにというあの中国家屋のリアリティーはそうそう出せないです。『Dr.スランプ』のカンフー弟とお団子ヘアーチャイナドレス姉のアルアル協和語から、一足飛びにちゃんと漢人を描けるところまで一気に行ったのも、この人の天才な所以かと。
（2024/3/10）
