- 作者: ラズウェル細木
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2015/12/19
- メディア: コミック
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無事コンビニで買えました。
かながわ観光親善大使とは知りませんでした。昨日休憩中にちらっと見た、
明石家サンタのすっぴんの人はこの人だったのか。
八木亜希子 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E6%9C%A8%E4%BA%9C%E5%B8%8C%E5%AD%90
下記の番組の縁で、あとがきを執筆されたようです。
BS朝日 - 酒のほそ道 〜酒とつまみと名店と〜
http://www.bs-asahi.co.jp/sakenohosomichi/
酒のほそ道 - 日本文芸社|お知らせ 2015/09/18
週刊漫画ゴラクにて大好評連載中の「酒のほそ道」がテレビ化されます。 「酒のほそ道」愛好家たちが語らう呑兵衛たちに捧げるスペシャル番組!! 季節の美味を宗達 ... 出演者:ラサール石井、林家正蔵、八木亜希子ほか 著者のラズウェル ...
http://www.nihonbungeisha.co.jp/info/20150918/index.html
作者の写真、楳図かずおかと思った。年齢は全然違うので、ゴーストですけれど。
口絵、それぞれ、名画を模写したんだよ、みたいな文章がついてますが、
橋以外なんにも直感的に分からなかったので、パスです。
まえがきで作者は、酒場に集団で来て、水で料理を食べる人たちを、
酒で儲けを出す店にとって困った存在と書いてます。同感です。
私も試してみましたが、酒抜きで酒前提の料理を食べても、おいしくもなんともない。
砂を噛むような気分だけが残ります。もともと酒を受け付けない体質の人なら、
それは未体験未知の世界なので分からないでしょうけれど、
そうでない人にとっては、ダメだ。なので、寿司、刺身、焼き鳥と、
次第に食べなくなって行った料理たちがあります。わざわざ単体で食べて、
寂寞とした気分に襲われても仕方ない。で、所謂居酒屋料理はどうでもいいですが、
バルと呼ばれるような店の、アヒージョとかカーニャパウダとかが、
まだ食べたことのない料理なので、おそらく強めの炭酸水かなんかで、
食べることが出来たら、それはひとつ経験としてよいのではないかな、
と想像してます。そういう人たちなんじゃないかな〜。
で、あとがきの八木亜希子は、まえがきに真っ向から対峙陰核していて、
酒にとても弱くて、グルメも苦手だけど、だけど楽しみたい、
それだけを強調しています。まさに性差。ジェンダー。
東直己は小説で、酒に弱い人のほうがアルコール依存になり易い、という、
根拠調べてないですが、そういう説を開陳してます。
酒に弱い人が、社会的な要請で酒を嗜むようになり、ハマると、
そういうこともあるのかなとは思います。ふと思い出しました。
作者は京都に第二の仕事場を構えたとかで、酒場ミモザ*1かよと思いました。
さっそく、杉本彩を見たなど書いておられますが、酒場ミモザの名セリフ、
「他県人さんはたいていいちどは京都にゴッツンしはります」(うろおぼえ)
的エピソードが次巻以降読めるといいな、と思います。
女子大生は二話。なぜ飲食店で飲食中も脱帽しないのだろう。
室内で帽子かぶったままって、礼を逸してる気がします。
なんなんだろう、あの手の、帽子かぶったままの人たちって。特につばのあるやつ。
邪魔だろう。帽子被ったままラーメン食っていいのは、
わざわざ後頭部剃ってハゲ演出してる鉄拳の素顔の外出時だけと思います。(テレビで見た)
頁25の二重人格、目の当たりにするとかなり面食らいます。信用なくなりますね。
頁115ジャンボボトル、焼酎だけでなく、トップバリューのウイスキージャンボ2.7ℓ*2とか、
松竹梅天4ℓ*3にも触れてほしかったと思います。
頁153、ノースリーヴのハイミスパトリシア・ハイミス否女性、なんか辛いキャラになってきたなと思います。頁49の、アフターに義理チョコ配りのため相手が出没しそうな店廻るとか、そんなギリシャ悲劇の、説明のためのキャラみたいになるのは、しのびないです。たいして仲好さそうでもないけどラブホ出入りするシーンも入れて、なんなんだかなあこいつらの長すぎた春って、と読者に思わせてもよいと思います。
頁208、ここで言う本物のおしたしは、私は食べたことありませn。どっとはらい。