『続・酒中日記』読了

続・酒中日記

続・酒中日記

ボーツー先生を読もう!シリーズ
のっけから朝青龍山本モナの時代。以下後報
【後報】
巻末に映画撮影日誌が載ってるですが、重松清暴力温泉芸者に絡んだ時、
酔ってない完全シラフって、トークショーで言ってたのに、
頁392その内に私は酔いつぶれてしまい、中原さんは先に帰り、
と書いてあって、ウソツキ、と思いました。あかんでそんなん。

映画『酒中日記』劇場鑑賞&トークショー観覧感想 2015-04-03
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20150403/1428016760

出てくる店で行ったことあるのは池林房と揚子江くらいですので、
あとはファンタジーとして読みました。ロックフィッシュ、行ってみたいな。
町田とか平塚でも飲んでるんですが、この人、郊外の飲み方が違うと思う。
都市生活者なんですね。しかたない。
基本的に絶頂期の人は書くけど、転落後とかは書かないみたいで、
朝青龍山本モナのその後とそれについての感想は一切ないです。
ネットでボーツー先生を攻撃してる人と、常盤新平の娘さんを狙ってた人は、
イニシャルトークで糾弾してますが、そのふたりくらいかな。育ちがいいんですね。
コマ劇場が欠落した歌舞伎町は私も見ておきたかったですが、見てませんたぶん。
あるいは忘れてるのか。医大通りは私も女子医大だと思います。
西口からバスあるでしょう。新宿高校へ向かうビクトリア裏の、
まことにまことにちいさいドヤ街の、手配師崩れみたいな悪い奴が、
そのバスに乗るとこ見て、何しにいくんやろうと訝しんだ思い出があります。
昔刺されて今でもおなかぽっこりなのに、この本でも乱闘相手逃走の夜があり、
お盛んだなあと嘆息しました。3.11もありますが、想いは想いとして、
酒中日記はさらっと。前述の理由で、途中からSPA!対談アテンドの石丸元章が、
フェードアウトしてます。詳細不明、今はまだ人生を語らず、みたいな。
ボーツー先生の本は膨大な書籍が出てくるので、読まねばならぬ気になって、
いろいろ困るなあと思って読んでなかったのですが、出すのは対談相手の
福田和也なんだと分かりました。今のところ何も読みたくならない。やった。
福田先生、鏑木きよかたとか清水幾太郎を教えて下すって有り難う御座います。
UKという人が出てくるたび、虚構新聞の社主と混同しそうになります。
桑原茂夫もさいしょ桑原武夫と空目してました。息子さんではないですよね。
で、『酒日誌』と『続・酒中日記』は読んだけど、『酒中日記』は未読、
にいま気がつきました。大竹聡はこの本にはちょこちょこ出てきます。
太田和彦は出ません。吉田類も。以上

酒日誌 読書感想
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20150416/1429183061

(2016/6/25)