買って車内で読み終えて、その後、諸星ファンの人に逢う用事があったのですが、
気が利かず手ぶらで行ってしまい、丁度いいや、これ幸いとあげてしまい、
帰宅してここに感想を書こうとして、公式サイトを開くと、タイトルが書いてない!
自分でも暗記などしていない! http://big-3.jp/bigcomic/zoukan/
…ので、もう一冊買いました。その後ふと思いついて、ついった検索しましたが、
やはり出てこなかった。ミクシィで諸星情報得てる人も、本件は失念してたとか。
小学館の編集は、モロ☆を持ち上げたいのかそうでないのか分からない。
マンガの次のページに特選集四冊の広告があり、本作の関連作が収録されてますが、
『瓜子姫の夜・シンデレラの朝』刊行時、まんだらけが高額買い取りしてて、
問い合わせると「ウチもこれからモロ☆に力をいれようかと思ってまして」とのことで、
しかし小学館特選集は高額でなく、それも併せて問い合わせると、
それは何故かということには、特選集のアマゾンレビューと全く同じ理由、
だったのを昨日のことのように思い出します。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/01/07
- メディア: コミック
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少しそれはかなしかったです。鉄ヲタのIT天才少年のマンガが、
何故かタトゥーシールみたいなタイトルで、内容は、エロ小説によくある、
未成年…を未成年と今は書いてはいけないそうですが、それが、
悪いことを平然と出来る成人に、ラリらされて奈落に落ちる、後悔先に立たず、
軽い好奇心が事故のもと、的な事態が間一髪未然に防がれる話で、
狙われるヒロインが、SNSでフォロワーがたくさんいるキーマンで、
こういう人物がアレされると芋づる式に何百人も不幸になるとしたら、
それはこわいけれども、実際にそういう例はあるのかどうかと思いました。
部活みたいなタテ社会の上下関係がまるごと絡めとられるとか、
そういう旧来型のコワイ話はあったかもしれないし、
そういう連中もいるのかもしれませんが、話が横道にそれた。
今回のモロ☆劇場は、「あいつらへんなのばっかおいていった…」
「子どもの遊び」つげ落ち、の三大噺で、それ以上感想はないです。
今号の目次に、山口六平太のスピンオフ作品休載が記され、
来年三月増刊号が次号なのですが、その予告に、
スピンオフ作品有馬係長と作者高井研一郎の名が明記されているのが、
せつなかったです。合掌。以上