20日なのでビッグコミックオリジナルを買いにまず本屋に行ったら(酒ほそ45.5とゆりあ先生4巻も同時に買うつもりだった)凪のお暇みたいな書店員がコミックスをどう並べるかひたすら腕組みして悩んでるだけだったのでセブニレブンに行ったらビッグコミック増刊号もあったので買いました。
全作品オール読切! と表紙にまで書いてあるのに諸星大二郎前後編書いたあるやん、だいじょぶなん? と思いましたが、前編だけでチャンと独立した短編になってました。
こないだまで『病室で念仏を唱えないでください』に、「映像化オファー多数いただいております」のキャッチをつけるのがこの雑誌のスタイルだったのに、今号はそれが影を潜め、かわりに全作品オール読切デクレイションが始まっています。諸星大二郎は前編でありながら完結しているのですが、飛行艇開発秘話がヒキで終わっているのが残念閔子騫。ヒキで終わってたら読切とは言い難し。
諸星大二郎は、西遊妖猿伝が現在連載されてるモーニングツーが大好きだそうなので、それでこんなBL漫画を描くまでになってしまったのかと。これまで諸星大二郎が描いてきた中国ものでも、清代に材を採ったものは『毛家の怪』くらいしか思いつかず、男性の辮髪が映像化する際ひとつネックなのかなと思ってましたが、本作品はそれが思った以上のイイ味を醸しています。日童でなく星童というのが、言われてみれば、中国ってそうだと思います。日月潭みたいな地名もあるにはあるですが…
先代パンチェンラマが北京ジープでここ(日月山)を詣でる写真集もあります。中国関連の古書店などで普通に入手出来ると思う。
<そのほかのマンガ>
・滝沢カレンは名前は知っています。ホラン千秋のほうがよくテレビで見ます。
・念仏。有田は知っています。これが引きこもりでなく、ハンデ関連だったら、一話完結で終わらなかっただろうなと思います。電車に乗ってると、よく高齢の両親と、素直な息子さんを見ます。娘さんを見る時もある。
・刀。上の写真の左側は秀吉の直筆の模写のはずで、私も彼の直筆はどこかで見ているのですが、こんな悪文だったか覚えてないです。でもこれだけ考証がしっかりしてる漫画なんだろうから、ここだけ適当ってこともないだろうと。
・Aとサイバラ。愛ちゃんが誰か分かりま千円。
・ゴーダ。なぜオッパイむきだしの介護ロボットを描こうとしたのか。
東京駅を望む。このスペースの隣は官能小説コーナーなのですが、介護エロというジャンルを創設したい人もいるようで、しかしやっぱ近親者による介護がエロの素材になるようです。見知らぬ人のレイプより顔見知りの犯行が圧倒的に多いというデータを前世紀に見たことがあるのを思い出します。
・ゾンビ。江口寿史のゾンビ漫画のバブの扱いを思い出しました。こんなに賢くてインカ帝国。
・ショパン。スティリャーガで検索すると、日本語サイトは出るのですが、それ以外に辿り着くのに、やや苦戦しました。複数形でスティリャーギにならないとウィキペディアの項目にならない。中国語の音訳もスティリャーギの訳。
・生きてます。情報量が多いです。
・おねがい。教育実習編をまるまる読んでないことに気付きました。
・テンホー。最初の四コマがいまひとつ分かりませんでした。ちんちんすりつけてくる奴だったとは明記出来なかったのか。あと、黒い乳首が描ける人は昭和。平成以降はニプレスなのか何らかの処理なのか分かりませんが、黒くない。
・ダジャレ。動画拝見しました。一千万回突破の動画が五、六年前のもので、その横でエクスプロージョンの動画六千万回が出ていたのがなんとも。セーラー服は学ランと違って、アンダーウェアなしで踊るとへそもぱんつも見えるものなんだと再確認しました。「キョドってみた」
・ダジャレ。ほんとにこんな関西人が東京の蔦屋で働いてたらどうかと思う。純さんぽで見ましたが、ニコタマの蔦屋は楽天社員向けに家電製品も置いてたはずなので、そういう回が今後登場する余地もあるかなと思いました。
・ゴルゴ。9.11以前なので銃の持ち込みが簡単だったという。
以上です。