今朝が雨とは思いませんでした

今朝が雨とは思いませんでした。明日朝が寒の戻り子かと思ったのに。
ウェブだとそれほど狂風にも見えないのですが、明日の朝風がどうとか、
テレビラジオでは「一部によっては」ということで言っていたので、
乾いてない洗濯物をコインランドリーに出しに行きました。

待っているあいだ、ゆっくり本を読もうと思ったのですが、
さして読み進めませんでした。他にも主にお年寄りが数人いて、
乾燥機はほぼ埋まってました。みな、本を読むなり、
ガラケーをいじるなりしてました。

先日の日本ペンクラブの講演会*1で、
浅田次郎が、アタマのよしあし、利発さと本を読むスピードに関係はない、
だいたいどんな人でも文字のラレツを目で追うスピードはいっしょ。
自分の本は、だいたい二百どんだけページで、これは、四時間あれば読める。
ただ、現代人は、この四時間が、まとめて取りにくい。余暇であっても、
ほかの余暇活動に時間をとられ、読書の時間が、二十分ほどの、
ぶつ切りの時間を繰り返し取る形でしかないのではないか。それだと、
前何処まで読んだか、あらすじどうだったか、反復重複読みするので、
進捗もまたはかばかしくない。これが現代人の読書だと。言ってました。
ほんとにそのとおりだと思います。今だって私は、本を読まず、
いっしょうけんめいSNSに打ち込み作業している。

今日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。
そして、出来ることなら、
自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。

*1:帝京大学50周年記念・帝京大学メディアライブラリーセンター10周年記念 一般社団法人日本ペンクラブ帝京大学メディアライブラリーセンター共催 「日本文学、世界文学のいま」 ―日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会シンポジウム―  入場 http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20170228/1488291346