日曜には読めそうなので、ここに置いときます。と金曜日に書いて、そのまま。
金曜日時点でその辺にまだないマンガ。 読むのはたぶん初版。医療原案 富野浩充 デザイン AFTERGLOW
ほんとは『北京に吹く風』という本を読み終えたのですが、とってもじゃないけど、感想文を書き切る自信がありませんので、とりあえずこれを置いときます。金曜にこれも読めるかと思いましたが、日曜になりそうといいつつ、月曜日。
【後報】
医療原案 富野浩充 デザイン AFTERGLOW 初出は紙版の月刊コミックゼノン97号(2018年12月号)~101号(2019年4月号)
この巻は、薬剤師残酷物語みたいな話がわりと続きました。24時間営業の調剤薬局勤務だと、朝十時半から翌朝九時までで、仮眠なしでの労働となる(二日勤務扱い)しかも夜間はワンオペ、というくだりは、ありえないと思いました。眠らない地域かつ人口過密地域の話ですかね。いまはコロナで営業時間減になってるとよいと思いました。処方箋薬目当ての強盗とか来たらどうすんだろ。
大学時代のなかまとの飲み会で、主人公は就職四年めか五年目か忘れましたが、年収三百八十万という総合病院勤務で、同期が、調剤薬局勤務が、年収四百四十万と四百八十万で、製薬会社の営業(MRというらしい)職が年収五百九十万(数年後の年収一千万を狙う)総合病院がイチバン安いのは不思議だと思いました。大学病院や、市に委託されるような総合病院だとまた違うのだろうか。某ベルマーレの試合観戦後、伊勢原駅ホームで電車を待っていたら、近くの大学病院の男性医師と女性医師?がいて、八王子のほうが寮は新築で安いわ給与はいいわで… しーっ、大声で云うものじゃない、と言ってたのを思い出します。
MRとは何かの注記が、コマとコマのあいだのスペースに書いてあるのですが、老眼泣かせのフォントの小ささで、これスマホで電子版読む人読めないだろうと思いました。
OB訪問で「(MRを目指すなら)コミュ障 論外」と言われてますが、論内を知りたいと思いました。この世の何処かにあるんでしょう、薬剤師のスキルさえあればというスキームが。スキマ。キス魔はソーシャルディスタンス保てない、イタリアを鑑みるに。
この女子トークで、アヤという人が、セリフとおとなしそうな顔が合ってないと思いました。
誰か「みどりはまず相手探さないと」
みどり「くっ…」
佑子「あ! 病院なら医者と出会えるじゃん!」
みどり「何言ってんの。 医師の浮気癖はすごいんだから」ハァ~
佑子「そうなの…?(;´・ω・)」
彩乃「知ったかぶりはダメだよ みどり」
誰か「アヤも何気にひどいな?」
(中略)
彩乃「病院もピンキリだもんね…」
誰か「アヤ もうちょっとオブラートに包も?」
へんな会話。毒舌家に必ずツッコミが入る点が。今ってこうなのかな。
病院には服装検査する風紀委員みたいな自主組織があって、下着が透けたりすると注意するそうです。その名も「接遇委員会」
私が考える「接遇」とは、イコール感情労働の一種、みたいなモンで、服装規定だけをチェックするのに接遇委員会とはオオゲサな、と思わないでもないです。ちなみ今年六月のサービス接遇検定はコロナで中止だとか。
で、看護師のナナちゃんには接遇検定書いてなかったなーと。広島にはない風習…というわけでもないでしょうが。おたんこナースはちゃんと読んでなかったので知らない。ブラックジャックにも出て来ませんが、ピノコが助手だから、接遇もクソもないわな。ほかにもたくさん医療まんがはあるんでしょうが、読んでません。『仁』は江戸時代だから、接遇もまた今とは違うでしょうし。
そんな巻です。一巻と三巻が、けっこう医療現場の患者とのかかわりに関するあれこれだったので、この巻はそれ少ないなと思いました。以上
(2020/5/12)