デザイン AFTERGLOW 初出は「月刊コミックゼノン」2020年4月~9月号と、ウェブの「ゼノン編集部」2020年2月~8月更新分 作中世界は特にコロナもなく、アクリル板の仕切りごとに飲んだり、マスクして来店して外して飲食してマスクして会計して店を出る、などという描写はありません。でも取材等に自粛生活の影響はあった感じです。
cover design SAORI MORIMOTO (afterglow)
パステルカラー太明朝で迫る居酒屋メニューの数々(バル含む)8月24日に読んでるんですが、奥付の発行日は2020年9月3日。タイムマシンで未来に行って買ってきたわけではありません。タイムマシンで未来に行って万引きしてきたわけでも、タイムマシンで未来に行って知人に借りてきたわけでも、タイムマry
頁43、私もよく分からないです。作者の声だと、どうしてウケるのだろうか。口ぐせがあるのだろうか。なぞです。
頁68、三船美佳。
頁84、2.6ℓのウイスキーって、イオンのTVとかの奴でしょうか。頁88で「モルトの香りの蒸留酒」とか言ってますが、そんないいもんか。家飲みはこうした大量貯蔵から、ヤバイと思って、小サイズの飲みきりを買うが物足りなくて何度もコンビニに走る、になるのか、あるいはその逆なのか。いずれにせよ、そのランニングは向かう先があまりよろしくないので、早めに方向転換が吉です。
でも甘柑カマンベールはおいしそうだと思いました。
頁111、インテリアふうにバナナをぶらさげといて、ヒョウ柄の斑点が出たころ、バナナセーキかなんかにしてふるまう、という暴力団の漫画を立原あゆみが描いてました。『極道の食卓』
この回の店の絵は、背景コラボ企画だと思うのですが、立原あゆみの漫画読んだ人が店にいたりしないか、知りたいものです。
頁145の柱の手書き文章は、原稿に直接書き込んだのでしょうか。男は愛嬌、女は度胸。デジタル原稿なら、なかったことに出来ますが、ナマの手書き原稿に直だと、実にきっぷがよく、読者の期待する酒飲み女子の気質そのままという気がします。
裏表紙文句
キンと冷やした酒と温まる人情。
酒場の空気で、心が癒えてゆく。
村崎ワカコ26歳、酒吞みの舌を持って生まれたがゆえに今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒。
何より今はありがたい。帰宅前の、冷たい一杯。
酒好き、飯好き、人好きが今宵も酒場ですれ違う
自由を愉しむ空間で、少しだけ人生が豊かになる。
帯を外すと、下の絵。
カバーを外すと、下の絵。
以上