装丁/城所潤+大谷浩介(ジュン・キドコロ・デザイン)
監修 山口耕生
表紙はウユニ湖。自然が作りだした様々な奇景を、その成り立ちの解説とともに写真で紹介する本。
一覧。こうやって見ると、意外とアジアはないです。アジアはヒトが作る奇景のほうが多いということなのか。隕石孔はシベリアノツングースでなく別の場所とか、いくつか同類項が有名な箇所は、その併記もあったりなかったり。
タンザニアのナトロン湖という、吉岡里帆が「有能か」と広告で言っているスピルリナだけが繁殖出来る強いアルカリ性の場所で、スピルリナというのは赤くなるそうで、それで真っ赤な景色が、印象的でした。エメラルドグリーンの湖は見たことあるけれど、赤潮でもこんなに鮮やかな赤にはならないなと。で、フラミンゴはスピルリナを食べるので、それでフラミンゴはピンク色ということなのですが、そうなのだろうか。フロリダや日本の動物園も、同じ理由なんだろうか。
あと、メキシコの洞窟の、人間より大きくなる結晶も、へー、です。そんな絵本というか写真集。厚木の図書館のケースで紹介されてたので、読んでみました。以上
【後報】
現時点に近い写真を使っているので、ノルウェーのフィヨルドがハゲチョロケで、無残やな、兜の下のキリギリス(漢字で書くと螽斯)って感じでした。氷河と頭髪の後退はいい加減にしてよアグネス!!!
(2020/9/13)