町田の百貨店内の紀伊國屋の検索結果。これが貼ってみたかっただけだという。別の店、神奈川県内のショッピングモールの店に取り寄せ依頼しましたので、入手して読んだらまた感想書きます。町田も神奈川といえば神奈川なんですが、理不尽だなあ。
【後報】
4/27に書店入荷、5/1に買って5/2に感想を書きます。ウイグル料理屋で読みました。タクラマカン盆地では冷たい水じたいがごちそうだったせいか(裏付けのないてきとうな文)ウイグル料理屋ってノンアルの飲み物がぱっと思いつけず、¥750くらい出すとバラの紅茶があるのですが(アラブかペルシャかトルコから持ってきてる?)まだそれを頼んだことはありません。干しブドウ売ってるので、それといっしょにお茶でもすればいいのか。だいたいどこの国でもミルクティーかコーヒーのどちらかは定着してそうで、ウイグルは珍しくそのどちらもない感じ。
COVER DESIGN̻❖小沼早苗(Gibbon)初出 BE・LOVE 2020年11・12月号、2021年1~3号。紀伊国屋のキノナビで取り寄せる前に、三省堂の在庫検索したら、海老名にだけ在庫があるようだったので電話したら、「もうしわけございません、ウェブ上では在庫があることになっておりますが、一巻から七巻までは在庫あるのですが、八巻は只今在庫がない状態です」と言われ大いに恐縮しつつ、こないだまで既刊ロクに増刷してなかったのに、一気に増刷したんかなと思いました。この巻の巻末にはたそがれたかおとおかめびよりの広告が入ってますし、講談社のエラい人が増刷許可のハンコついて一気に増刷したんだろか。
結論を言うと、越えません。
足立ナンバー。練馬でも大宮でも川口でも越谷でも所沢でも多摩でも松戸でも柏でもなく。世田谷や杉並であろうはずもなし。品川ナンバーは伊豆諸島に行けばたくさん走ってます。町田は八王子ナンバーでなく多摩ナンバーです。横浜でも川崎でも相模でも湘南でもなく。裏表紙のステーションワゴンはイイ感じなのですが、頁53のタクシーはスゴイ。前のページと車名が変わっている(たぶん資料写真が違うのではないか)
裏表紙
「続きしよ、こないだの」
伴ちゃんの父親と、ひょんなことから飲み交わすことになったゆりあ先生。男手一つで育てた息子への切実な親心を知り、ある決意を胸にする。そして二人は、ついにホテルへ——。一方、吾良の妹が久々に登場!伊沢家を揺るがす、とんでもない提案をしてきて……!?
このお父さんが弟さんと二人で便利屋やってて、それを息子が引き継いだ形なのかと推測しながら読みました。洋楽談義はおいといて。親子二代の便利屋とか、存在可能なのか。東京の東側は奥が深い。本書のレビューでは、男性の50代が若い娘とエッチするのに比べ、まだまだ女性の50代が若い男の子とエッチするのはハードル(自分に自信がない分含め)が高いという意見があり、それはたぶん、バイアグラとローションのちがいみたいな話を言ってるのでもなく、若い燕とパパ活の比較をしてるわけでもないんだろうと思います。それで、そういう煽りがたくさんあったので、伴ちゃんの過去には驚きました。悪妻の話がそれかと途中まで思ってた。
あとがきにも、下記のようにあります。
昔々、少女マンガで主人公が長年の恋をみのらせて、やっと好きな人とチューするとか結ばれるシーンがとてつもなく好きでございました。シビれる~とか思い、何回も読んじゃってそしてそんな場面こそ匠のワザが光る✨というか漫画家の腕の見せ所なんだと思いますが
いやいやそういう話ではないのではないでしょうか。頁53で、ヘンなタクシーの絵とともに冷静に分析される「選ばれる理由」が、ちょっとせつなすぎるというか、私が、せつなすぎると同情するいわれはまったくないのですが、まあでもせつないやね。
今でもあるのかどうか知りませんが、私が勝手に考える少女マンガの王道パターンのひとつに、主人公はそんなストロングポイントがないのに、イケメンのシーカレにいちずに、というかガッチリ愛されてるというパターンがあって、主人公は自分に自信がないので何度も不安になって揺れて、また主人公よりはるかにおとこに似合う超越美女とか推しの、否押しの強い女性が現れては主人公をさらに不安にさせるとか、そんなんがあった気がします。あいつは、あんなんでもがんばってて、あいつを見てると、おれもなんかやんなきゃって気になって、でもあいつはよわいから、俺が支えてやんなきゃって気になって、だからごめん、オマエとは(オマエよばわり)、ごめん、◯◯はつよいから、だいじょうぶだから、けど、あいつはちがうんだ、みたくフラれたラスボスみたいな雑魚キャラが「わたし、そんなつよくないよ…」と陰で泣いてみたりとか、そういうのがないじゃないですか、この「愛される理由」には。デスノートはキラもエルも根拠なく天才なので成立する話で、それは少女マンガの、根拠なく主人公が選ばれる展開を持ち込んだから、と思ったりしてますが、それがこのまんがにはないよう。新井英樹が最近静かな分、良妻賢母でパートナーが張り切らなくてもいいのに。この芸、作風は新井英樹デスヨ。シュガー、リンの最後のほうみたい。
そのへんのモヤモヤが、リクというキャラの描き方がどんどん光ってくるのに現れてる気がします。髪形もしょっちゅう変えてるし、夜の仕事場も見せるし。バーテンなんか出来るのか、介護とかけもちで。ジントニックなんか、家で飲みなよと最初思いましたが、ジン系を家で常備するとよくないか。それに、いいジン、高いジンはお店に置いてほしいかもしれません。知らないけど、高いジン。
このまんが、バレエ習ってる長女がききわけのよいいい子なので、それで成立してる気もして、バカとかセコいとかコズルイとかナマケモノでなくても、もう少し我を通す子だったら全然違うんだろうと思いました、共同生活。そこは一見変わりそうにないですが、でも子どもは成長するから変わるかな。ベルマーレコンサと引き分け。
ヤナイリクの人が、バレエ教室で知り合った若い男とどうこうして要介護の人が捨てられるのだろうか。そうした時に、DV男から逃げてる子どもの母しか残らない展開だったら、それはそれで変幻自在だと思いました。以上
(2021/5/2)