ブッコフの広告にこの漫画が出てきて、この漫画家がアガペーとはどういうことだろうと思って、買いました。¥220 『苦情の大罪』はそのついでです。買ったのは初版で、2019年6月4日発行。ロクヨンに本を出すとはすばらしい。あとがきの日付は同年4月24日で、その意味は分かりません。
単行本編集責任 寺澤広蔵 単行本編集 豆野文俊
初出
『アガペー』2015年6月 編集担当 矢野誠一郎 ヤンマガ第31号掲載
『ショッピングモール』2014年10月 編集担当 田淵浩司 モーニング48号掲載
『おなじ風景』2011年12月 編集担当 寺澤広蔵 月刊!スピリッツ2号掲載
『東京の女』2019年5月 編集担当 豆野文俊 スピリッツ25,26号掲載
英題は本書表紙の併記から。しかし、表紙の「M」の出し方が分かりません。Шはキリル文字であるけれども、その反転は分からない。
とりあえずパスパ文字に「ꡕ」があったので、入れてみました。
装丁 名和田耕平デザイン事務所
『ショッピングモール』だけは、初出時に読んでいて、へーと思ってました。N-BOXに惹かれるとか、そういう細部に。あとがきによると、和歌山のスタッフの地元の話が契機だそうで、和歌山が埼玉になるとは、だいぶ出世ではないかと思いました。
福島のマンガは、震災後一ヶ月後に福本伸行さんの誘いでサイン会を現地で行ったことがきっかけだとか。その年にもう発表してるので、今だとまた違う表現になったかもと思いました。
西荻マンガは、中央線青春群像。おごってあげれる常連さんがいて、いいねと思いました。こういう常連さんこそ金がなくて、あわよくばタダ酒飲もうと虎視眈々とおごられる機会を狙ってたりするので。主人公は作者の知り合いがモデルな気がしますが、分かりません。
地下アイドル推しまんがは、テンガを使う絵を見て、こう使うのかと思いました。