人形シリーズ 大和編
昨日はラジオ体操しました。今日は夜なかやまきんにくんの動画しましたが、ホテルの部屋だと、この体操をするスペースの確保にも苦労すると分かりました。のびのびやってると、手足が壁にあたる。
一昨日依知で二円拾い、昨日鶴間で六円拾い、ともに交通安全の庚申の塔もしくはお地蔵さまにあげました。おかげで昨日今日守られた感があります。
湘南は川崎と1-1アウェイ引き分け。町田はアウェイで金沢に1-2勝利。ずっとウノゼロで来て、ロスタイムにダメ押し点入れたら相手が一点返した感じ。
ブラジルレストランでハチノス煮込み、ドブラジーニャをライスとサラダバーのセットと頼んだところ。ケール炒めは単品追加。セットのフェイジョン(ペルー人に、ペルーのフリホールはブラジルのフェイジョンに相当する食べ物ですよね、というと「どこが?ぜんぜんちがいます、豆が違うし味付けも違う」と青筋立てて怒られる豆煮込み)をファロッファ(炒ったキャッサバの粉。ナチュラルドンパッチン効果が)に代えてもらってます。
サラダバーと、冬季限定食べ放題追加の一品、スープが盛られたところ。
この店は吉祥寺のブラジル居酒屋が高級食材と定義したヤシの芽、パルミットをおしげもなくサラダバーに加えていた恐ろしい店ですが、円安地獄でさすがに見直したのか、この日はないかったです。かわりに豆(ひよこ豆?)とオリーブのサラダがあった。
カップスープは、ふつうの、白菜と溶き玉子のスープ。
水
COUVE
ケールの炒め物
「神戸」と読むか、「交尾」と読むか。あなたはどっち? というくだらないことをいつも考える、コウビorコウベ。苦いので、こってり料理の副菜として、箸休めというかアクセントになります。ブラジル人が、この、やつがしらの葉っぱみたいな外見のものを塩ニンニクで炒めて、付け合わせにするのは、そういう意味合いらしいです。絵本によると。
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ゴハンにいろいろかけたところ。スプーンがないかったので、ほぼほぼフォークで食べました。
DOBRADINHA
ドブラジーニャ
コラーゲンたっぷり!
Bucho, feijão branco, paio, costelinha de porco e ervas aromáticas.
牛ハチノス、白い豆、豚肉スペアリブ、ソーセージ
ドブラジーニャは綾瀬や鶴見ではレストランメニューとしては見てなく、しかし、沖縄食材を取り扱う店には必ず中身汁のレトルトパックがあるように、「ご家庭で簡単に本格ドプラジーニャ!」みたいなレトルトが売られているので、みなさんこの料理はご家庭で堪能されているのかしらと思っていました。したっけ、大泉にはメニューにあるので、それくらいしかもう理由はないのですが、じゃらんからもらった1,000ポイントを消化したくて、また来ました。魚のムケッカや、鶏のガリーニャ・デ・シンシンという、パーム油使用が特徴のバイーア州のアフリカ系ブラジル料理まで網羅するここしか、この料理はメニューにないかと思ってきたのですが、実はほかの店にもあったです。
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上の、大泉観光協会で買った本によると、ドプラジーニャは臓物煮込みだけあって、けっこうざっくばらんな大衆料理だそうで、大阪のかすうどんがとつぜんネガポジ反転して関西以外に進出してオオウケみたいな部分もあるのかしらんと、ふと思いました。
これでトリッパに関しては、ペルーのカウカウ、モンドギアーナモンドンギート・ア・ラ・イタリアーナからボリビアのアヒデハウサパンサを経て、ブラジルのドプラジーニャまで南米大陸を貫通横断したと自画自賛しようと思ってますが、ターメリック、うこんで黄色いカウカウ、トマトテイストのイタリアンモンドギアーナモンドンギート・ア・ラ・イタリアーナは、塩をにんにくだけのドプラジーニャに比べると、やはり味にバラエティがあり、ペルーの外食文化がほかの南米諸国より頭ひとつ抜けてるというのはあながちハッタリでもないと実感します。ブラジルでイタリアの影響というとパンケッカということなのかな、ですが、パスタをタヤリンとして自家薬籠中のものとしているペルーは、ここでも多彩です。大泉のブラジル料理店で、ゴハンと肉だと重いので、軽食はないかというと、ドリアグラタン感覚のパンケッカやキビ、あるいは揚げ物のパステウ、コシーニャ、そしてハンバーガー類ということになるのかなと、ぼうっと考えますが、そこに麺類のレパートリーがほしいということになると、ペルーにあるのに、なぜブラジルにはパスタや中華系の麺類がないのだろうと思わなくもなく。日本語ブラジルエッセーを見ると、日系のヤキソバはブラジルですっかり普及したそうですが、なんだかよく分かりません。
大泉のペルー料理店のメニューもウェブ上でだけちょこっと見たのですが、肉のブラジルに対抗してるのか、肉中心で、荒井商店が、ペルーといえば魚介類のマリネ、セビチェだろうと言っていたり、さらにはタヤリンロホやタヤリンヴェルデなど、パスタが多彩なところ、カフェめしや夜遊びのシメとしてのスープ類もあるのに、そっちで勝負せず、ブラジルの肉に対抗する思想に引き摺られてるように見えるので、混在環境だとかえってそういうこともあるのかなと思ったりします。張り合うことにばかり考えがいって、ぺつの角度から自分のよさを見直す視座が失われる。なぜか、セビチェのスープを使ったカクテル的な、レチェデティグレ(トラのミルク)がどこの店にもある感じなのは、ご愛嬌でした。愛川や大和、鶴見だと、それはないような。
さらにアンデスからコンドルは飛んでパシフィック・オーシャン、タイヘーヨウの海を渡ってフィリピンのハチノス料理というと、トリッパがタオルに似ているからという理由で"Towel"という料理があるのですが、相武台前でこの料理をオーダーした時には、「(今は)ない」とのことでした。今ならどうかな。鶏の足がアディダスのマークに似ているので、"adidas"という料理もメニューにはあります。逆にアトランティック・オーシャン、大西洋を渡って、アッフリカ! というと、セネガルなど西岸は知りませんが、インド洋に面した東岸のケニアの煮込みシチューは食べたことがあり、臓物のくさみを消し去らず、逆にその野趣を食欲をそそるものとして味わうという文化で、食べる人の、味覚はもっとも保守的な感覚で、かつ成長過程に脳裏に植えつけられた先入観が実際の現場の感覚を支配してしまうので、それでおいしいかまずいかを判断しがち、な、もっとも繊細な部分の柔軟性が問われる場面が現出すると思います。
寝ます。
今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。