2013 J1第28節 トライテラススペシャルデー 厚木市民デー ベル12DAY 湘南ベルマーレ対名古屋グランパス戦


進撃のあゆコロちゃん。画面は「大丈夫、ぜったいに大丈夫です」の人。

<試合結果>
湘南:http://www.bellmare.co.jp/2013_j1_28_nagoya
名古屋:http://nagoya-grampus.jp/game/2013/10052013j128vs/index.html

すといこVIC監督の退任発表*1があり、
花を添えるために奮起するというより、
モチベが下がるほうが大きいんじゃないかな、
と思っていた名古屋ですが、引き分けまんた。
神奈川新聞でも2010年優勝決定試合との対比が書かれ、
湘南の選手コメントでもビッグクラブだから戦術云々とあり、
確かに、永井って俊足の選手じゃなかったっけ、走ってるシーンどれ、
みたいなことは見てて思いました。ケネディって背が高い選手だったよね、
あああの人か、というのは分かりましたが。あときしょう。あと釣男。退場。

サッカーはマネーゲーム、最近よく感じます。
湘南の試合より、町田や相模原の試合を見て感じる。
J1とJ2で昇降格を繰り返すクラブは確かにカネのないクラブが多い。
でも、昇降格を繰り返すクラブはすべてカネのないクラブかというと、それは違う。
地方で育成枠の中でまったりやっちゃってる時の広島。
ベッドタウンでまったりやっちゃってる時のセレッソ
親会社が注入しない時期、スタのキャパの関係でどうしても収支決算とかセコくなる時の柏。
カネはあるはずなのに、の京都千葉。
上のクラブの昇降格と、札幌や山形、甲府、湘南、鳥栖、福岡は同列に論じられない。

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カネのないクラブは、映画マネーボールみたいな運営、強化を日々目論見、
あるカテゴリーであぶれた選手が下のリーグで再起を夢見、
みたいなことの繰り返しの中、継続すればどんどんスポンサーもついてくるさ、
みたいな皮算用が疲弊し始めたクラブの試合を見てると、
サッカーはマネーゲームだと強く感じる。

原竜太ゲットゴール家業の不動産屋を継ぐ、みたいな人はもうあまり出ないと思う。
ひとりひとりが、プロとして出発点からシビアな認識を持ってこの世界に入ってくるから、
呼吸するから。
湘南の若手を見ると、特にその思いを強くします。
残留しても降格しても、来年同じ仲間とサッカーを続けられることはないわけですが、
(長期契約で選手をしばれるほどクラブにカネがなさそうだから)
だから、いまこの瞬間燃焼するということがどれほど美しいか、
眼前のゲームのなかで見せてもらっていると思います。

甲府の背中は遠いですね。鹿島に勝ち、鞠と引き分ける甲府
あと6戦、広島で決まるのか決まらないのか。
エディオンスタジアム広島ってどこだよと思ったらビッグアーチだった。
コカスタ。