木須肉をピリ辛で

同じ店に三回は通うようにしています。
サンマーメンの看板の店*1が薬膳定食を出しているのを知って、
今日、開店直後に入り、のどによい(はずの)きくらげのたくさん入った木須肉の
ピリカラ風味みたいな定食を注文してぼーっとしていました。
きくらげは好いが、辛くて大丈夫かなとか思いながら。
薬膳と言っても、唐辛子のカプサイシンとか、
オイスターソースの牡蠣の薬効を謳ったA、B、C、三種定食です。
ぼーっとしていると、まず、チゲ風ラーメンの激辛唐辛子増しを頼む人が来ました。
それを見て、辛くないのがよければそう言えばよかったと少し思いました。
次に、恰幅のよい役職付みたいな壮年サラリーマンの二人連れが入ってきました。
リーマン2「おすすめはなんですか?」
店員「サンマーメンです」
リーマン2「じゃそれでお願いします」
リーマン1「わたしはラーメンセット(ラーメンとシューマイかなんかと、
チャーハン)をもらおうかな」
リーマン2「あっ、じゃあわたしもそれで」
しばらく経って、
店員「お待たせしました」
まずえらくないほうのリーマン2にサーブして立ち去る。
リーマン2はリーマン1を見ないように、コショーを振ったりしてラーメンに没頭。
リーマン1にも料理が来る。そこへ「カタッコーリー」と喚きながら、
中年白人男性二名が来店。
英語メニューを見て「シー」とか「ビー」とかオーダーする。
テレビの覚醒剤蔓延ニュースの続きも気になったのですが、
完食したので店を出ました。

この店はとても昔からある店ですが、入ったことはなかった。
酢豚とかエビチリとかメニューに各種載せてしまうと仕入れがいろいろ圧迫するので、
ヤサイイタメ系を中心に幅をもたせてボリューム勝負の印象を受けました。
薬膳というと、もう一軒あり*2、こちらはお粥に力を入れており、
残留孤児の係累の方です。

もう一度は行くと思いますが、次は何を頼むか、考え中です。カルビ定食かな。