『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章』【2週間限定上映】鑑賞

公式:http://patlabor-nextgeneration.com/

忘年会に向けて、アニオタの人や特撮オタの人との話題作りも兼ねて観てみましたが、
肝心の知り合いのその人たちに関心がなく、「いったいどんな人たちが観てるんだろね」
みたいな反応でした。なにがなにやらさっぱりです。観客は私と女性と子どもの三人でした。
軍用レイバーっていうから、ブロッケンの話かと思ったらそうじゃないし、
そもそもクレジットにゆうきまさみがないのがなんでか、予備知識なしで見たので分からない。
検索して、また書きます。
【後報】
Wikipediaを読んでなんとなく理解しました。

機動警察パトレイバー Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC
THE NEXT GENERATION -パトレイバー- Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/THE_NEXT_GENERATION_-%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC-

今回は、新潟に上陸した軍用レイバーを赤城山で迎え撃つ話と、
横浜ラブストーリーの話ふたつでした。

新潟でビッグスワンが映っていたのがよかったです。
赤城山といえばある病院を思い出しますが、そこがなぜ警視庁の最前線なのか、
パラノイアかと思いました。佐々淳行に怒られるくらい、
各県警と警視庁の軋轢に無頓着というか、せりふ一行で誤魔化している。
そんな単純なものではないと思います。
特車二課格納庫や事務所のセットを一目見て、理系臭ぷんぷんだと思いましたが、
もっと人間にデリケートにお願いしたいと思いました。
この話の監督の特徴だと思いますが、
キャラ同士が目線を合わさないタイミングでカットが切り替わるので、
何の恐怖症だと思いました。

なんとなく、危機管理の娘さんの本を出してみましたが、この、
新潟上陸南下して東京を目指すという展開は、
かつてのうれし恥ずかしソ連軍日本占領モノの大傑作へのオマージュだと思いました。
ソ連軍日本上陸!―第三次世界大戦・日本篇 (サラ・ブックス)

ソ連軍日本上陸!―第三次世界大戦・日本篇 (サラ・ブックス)

日本が占領される前提と展開として、
・まず米軍が動かない
・レーダーなど、監視網の目が予告なしにやられる
・北海道に上陸上陸するぞと陽動して自衛隊戦車部隊を北海道に釘づけにして、
 直江津に上陸する
碓氷峠など国道の交通難所に日本は習志野空挺部隊など全精鋭を投入して
 トーチカ構築、死守を試みるが、
 それを嘲笑うかのようにソ連空挺部隊が東京に降下
・首都市民の生命と資産、皇居を灰燼に帰さないために第一師団以外がら空きの
 東京防衛庁は無条件降伏
・占領した赤坂のクラブでソ連士官が、
 日本に兵站がなくてよかった(装備はあっても弾薬備蓄がない)、
 核もなくてよかったと笑い合っておしまい
これを思い出しました。テロリストの軍用レイバーの俯角が浅いとか、
どこの江畑謙介やねんと思いました。むかし、江畑謙介のメンが割れてない頃、
彼は自衛隊の一般公開の日などに現地隠密取材して、
仕様ではこうなっているが実際にはここまでしか曲がらない、
または頭でっかちの設計で使えない、
などの設計ナントカ情報を集めて、足で稼いだ知識で、
丸やらなんやらの戦中派軍事評論家に、
戦争を知らない戦後派ドブ板軍事評論家として対抗していた、と何かで読んだ記憶があります。

江畑謙介 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E7%95%91%E8%AC%99%E4%BB%8B

次の話は、主人公が神奈川の鶴見出身で警視庁なんだ、と思いました。
鶴見の高校生が黄金町のジャック&ベティを歩くかなあ。
鶴見も国際色豊かで、南米と沖縄、黄金町は、強いて言えばタイでしょうか。
一瞬主人公は母親がタイ人で父親が日本国籍でだから警官を強く志望なのか、
など勝手に考えてしまいました。マッサンの人も出てくるのかな。
そういう横浜ロケの話でした。でも待機宿直抜け出す話は、
普通に懲戒蚕ではないかと思いましたが、こんなもんなんですかね。近未来の公務員は。
映画泥棒税金泥棒etc.

ネット依存のスクリーニングテスト 久里浜のHPより
http://www.kurihama-med.jp/tiar/tiar_07.html

以上
(2014/12/11)