ハーモニーホールの月イチ上映映画。
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E3%81%AE%E9%A0%AD%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AE%E6%B6%88%E3%81%97%E3%82%B4%E3%83%A0
百度 http://baike.baidu.com/subview/887320/6176361.htm
DVDだったみたいですが、もう私の住環境にレンタルビデオ店ありませんし、
23区内の知人に五年くらい前に聞いた「ネットで借りて、ポストに返却」
生活をするつもりも時間もないし、それで大昔レンタルビデオ店がまだあったころ、
この作品も棚で見ていたのですが、当時、誰だか忘れましたがコラムニストが、
「今年ナンバーワンの駄作、最低作品」とか書いていたので、それで観ずじまいだったので、
見てみました。オジサンオバサンの観客中心で、みな泣いてました。
私はコラムニストが上記のように書くからには、タイトルから容易に推察出来る、
若年性アルツハイマーについて、何か描き方がコレクトでないのかと思いましたが、
そんなことはなさそうでした。お金持ちに産まれて、
パートナーも時間に融通の利く自営業、という点は批判したほうが負けだと思います。
- 作者: 四方田犬彦,金光英実
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 新書
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ためぐち韓国語映画で、
どうもこの潮流が
すたれたような
感じなのは
残念です。
スタンダード・
ハングルとでも
いいましょうか、
少しハングルを
齧った人間なら、
字幕の助けを
借りれば、かなり
セリフが分かる
映画と思います。
「初めまして」が
チョウムペッケスムニダ、
ごめんなさいは
ミヤネ屋
であることを
知らない人は
少ないと思います。
そういう感じで、
土方はドカタ、
転じて野方。
意味もヨッパライの
意味になるとか、
いろいろ思い出せて
よかったです。
建築関係の
在宅仕事で
子どもの世話を
してる親戚を
思い出しました。
たぶんその人とは、会うことはないだろうけれど。ハングルについては、
スキキライは個人の自由(エリナ・ジョースター 186?〜1950)ですが、
或る程度ハングルを知っていても、労力はかからないので、知っておいていい。
どうせいずれ忘れるんだし。
この話は讀賣テレビのドラマのリメイク?だそうで、原作のヒロインは永作なので、
結構ヒロインの演技力対決ではいい線だったのかな、と思います。
映画のあとさらに日本でリメイクしたのにはフカキョンの人が出たとかで、
そっちは分からないです。金妍兒と浅田真央の決定的な差として、
抒情性は演技で構築出来る、という信念の完遂と、いやいや、
それはピュアがないから、やっぱダメっしょ、という頭で考えたロジックの差、
があると思います。そういう演技力をこの映画で感じました。
今でもこういうチカラを韓国映画は持っているのかなあ。
ポーの一族とか風と木の詩とか、少年愛の熱風が少女漫画を吹き荒れていた頃、
山岸涼子はアラベスク第二部でズーレーを描いていたわけですが、
サラサラと金鎖の毒蝶が、愛するあなた、いま私は薬を飲んだの、
という電話が狂言だと分かっていたのに助けに行かなかったことを、
永遠に十字架として背負い続けるピアニストと彼女の毒蝶を思い出しました。
いい映画で、たくさん泣いたのですが、その時間がすぎると、
出てくる感想は関係ないことばかりです。二段式弁当の場面が、
いちばん場内笑いが起きました。以上