ほうきぐさ


座間 

別名ホウキギ Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A6%E3%82%AD%E3%82%AE

(1)
湘南から珍しく携帯とPC両方に、宛先個人名明記でメールが来ました。
もう試合結果のメール配信もやめたし、ラインやFB、ツイッターありますので、
メールというツールでの情報発信はやめたのかと思ってました。
内容的には、まだまだ周知されてない(というか私は知りませんでした)情報、
クラブサイトを通じてだぞーん契約すると、視聴料の一部が強化費に充てられる、
という情報と、ホームゲームイベントに対するアンケート依頼でした。
あとは次節もしくよろ、って感じで。会員名宛先で全送信とか、出来るんですね。
来場時、ちゃら〜んとカード読み取らせたので、それで私の来場が分かったのかと。
面白いものです。こういうアンケートは、スポンサー産能大の得意技な気瓦斯。

(2)
私は東方書店と書虫のメールニュースを取ってるのですが、配信する方は、
もうそろそろやめどきを考えてるのかなあ、でも目録以外のツールとして、
FBやラインよりメールニュースのほうが情報多いだろうしなあ、というところ。
それで、久しぶりにメールニュース見て、神保町に兰州手工拉面の店が、
オープンしたことを知りました。これまで何人もの留学生が、
手弁当で蘭州まで麺の伸ばし方などを習いに行ったはずで、
以前もどこかで開店してた、と思うのですが、
なんにせよ今現在私は他の店知らないので、
行列が出来てるらしいですが、行ってみようと思います。
本場の麺の太さは、七段階あったはずですが(地球の歩き方に載ってた)、
このお店は三種類だとか。シー(細)だけで普通はいいと思います。
太い面は、ガンバンとかポチョンとかウイグルのラグメンにとっておけば。
で、ニクマシマシは、ジャーロウ(加肉)といえばよいです。
ジャーヨウじゃなくてジャーロウ。ロウはrなので倦舌音。

(3)
で、東方書店のメルマガに、アマゾン中国「2017年上半期ランキング」が発表、
第1位はあの鉄板の名作!
というウェブ記事へのリンクがあり、
覗いてみたら、マミヤだかナミヤの漢訳でした。ネタばれ

当該記事
http://www.toho-shoten.co.jp/beijing/beijinnew.html

そもそもアマゾンが中国のネット通販でどれくらいの位置、シェアを占めてるのか、
分からないまま進んでいく記事なので、そこがネックですが…
アリババとかは本売ってないんですかね。

それは手紙がつなぐ、たった一夜の優しい奇蹟

全世代が涙。東野圭吾史上、最も泣ける感動作 

原作小説全世界累計800万部突破!!


その全世界累計八百万部のうち、中文訳は何割を占めてるのか。

そんなことしか書けない一日で、少々残念ですが、でも、
いま、終わろうとする今、まあまあだったと感じています。

さて、明日明日。おやすみなさい

【後報】
亜馬遜(亚马逊)中国キンドルランキング四位がエスエフで、
ヒューゴー賞獲ってるそうで、検索したら邦訳未でした。

三體 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BD%93
劉(刘)慈欣 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%89%E6%85%88%E6%AC%A3

作者の出身地は山西省陽泉とか。まず普通旅行では行かないだろうなと。
猫も魚を喰わないと言われる山西省のエンジニアがヒューゴー賞という点が、
ロマンだと思います。

陽(阳)泉市 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%BD%E6%B3%89%E5%B8%82

石家庄と太原の中間なので、通ったことはあるかもしれない。

で、つらつら見てたら、劉慈欣以外、もう一人中国文学で、
ヒューゴー賞受賞した人がいました。

郝景芳 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%9D%E6%99%AF%E8%8A%B3

どちらもケン・リュウが英訳していて、邦人にもプロデュース的人材が、
いないはずはないかったろうけど、あちらの人の感覚に訴えるようには、
売りこめなかったのだろうと思いました。単なる欧米のエピゴーネンでは、
賞は獲れないと思うので。安倍公房とかジブリとか庵野が獲るというのも、
また違うでしょうし。
(つまり、邦人受賞者はいません。南北朝鮮もいないよっ。
 東アジアは、ケン・リュウが訳した中国人二人のみに見えます)

で、これらヒューゴー賞受賞の中文作品が邦訳されないのは、
翻訳業界でのなわば…得手不得手も絡んでいるのかと。
中国文学の訳者はSFというとためらいがありそうだし、
テクニカルタームめんどいと思ってそうだし。
ケン・リュウの英訳から重訳してしまえば話は早いんでしょうが、
それは矜持が許さない(誰の?)気もします。版権とカネの複雑化も懸念。
で、SFの訳者は、中国や漢字熟語関係でトンデモハップンやらかして、
恥かいたら嫌だようって思ってる人も多いと思うので。自意識かじょー。
そして活字不況。"韓寒"ですらロクに邦訳のない、
中国文学邦訳世界で、村上春樹はアジアでも人気ってお題目を、
念仏のように繰り返すだけの出版不況。でも、三体長いから、読むかというと、
讀まない気もします。SF離れの主要因の一つって、「長い」ですよね。
(2017/10/2)
【後報】
中国在住フリーライターの方が、自身のブログに、
劉慈欣の『京華時報』インタビューがあったことを日本語で紹介しておられ、
本人の弁によると、同年のヒューゴー賞はパピーゲートというものの余波で、
とても残念なものになっているので、それでスキマスイッチというか、
ニッチで中国人受賞になったとかで、だからむにゃむにゃ、だそうです。
よい記事でしたので、トラバします。

シーサーブログ「§ 中 国 万 華 鏡 §」2015年08月25日
http://wanzee.seesaa.net/article/424761201.html#trackback
爱范儿 2015/08/24 刘慈欣拿了个世界级的奖,却高兴不起来|
http://www.ifanr.com/555313

京华时报のインタビュー記事自体は見つかりませんでした。

Sad Puppies Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Sad_Puppies
(同日)